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- タークス小説番外編・その2の前書き - ウルフ [12/23(Mon) 6:20]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第1話 - ウルフ [12/23(Mon) 7:00]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第2話 - ウルフ [12/23(Mon) 8:25]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第3話 - ウルフ [12/23(Mon) 9:16]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第4話 - ウルフ [12/23(Mon) 10:13]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第5話 - ウルフ [12/23(Mon) 11:02]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第6話 - ウルフ [12/23(Mon) 20:55]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第7話 - ウルフ [12/23(Mon) 21:58]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第8話 - ウルフ [12/23(Mon) 22:28]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第9話 - ウルフ [12/24(Tue) 6:18]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第10話 - ウルフ [12/24(Tue) 6:55]
「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第11話(最終話) - ウルフ [12/24(Tue) 7:32]
エピローグ - ウルフ [12/24(Tue) 7:51]
後書き - ウルフ [12/24(Tue) 8:07]
毎回 - Gum [12/25(Wed) 4:32]
ふふ - Shion [1/17(Fri) 15:38]



「宇宙(そら)に咲く華、散りゆく華」第10話
ウルフ [HomePage] [Mail]
12/24(Tue) 6:55
ラウドは、ふと気が付き、目を開けた。

(俺はどうなったんだ・・・?)

起き上がろうとするが、体に力が入らない。
辛うじて壁に手をつき、立ち上がろうとする。

(ヴィジョン・・・。)

ふと、頭の中に、一人の女性の顔が浮かんで来た。

(俺は、また死ぬ訳にはいかない・・・。)

だが、足がふらふらともつれ、前につんのめる。
そんな倒れそうな彼の体を、横から出た手が支える。

「アルフリート!」

名前を呼ばれた男は、黙って微笑む。

「無茶しやがって。」
「すまねえ。」

だが、そんなアルフリートの腕にも、血がいく筋か滴って
いる。
そして、その代償とも言うべき結果が、床に転がって
いた。
コピーキリークの残骸である。
アルフリートは、弱体化したコピーキリークを、何とか
仕留めていたのだった。

「お前・・・。」
「回復薬は、お前に全部使っちまった。全く、厄介な
腐れ縁だぜ。」

アルフリートは、致命傷を受けたラウドに、手持ちの全て
の回復薬を使ったのだ。

「だったら俺のを・・・。」
「無駄だ。お前の分はとっくに無い。」

その時、2人の前に人影が現れる。

「くっ、敵か?」

アルフリートが身構える。
だが、今の状況で2人に敵と戦う力は少ない。
しかし、その人影は、2人を見ると笑ってこう言った。

「手を貸そうか?お2人さん。」


その頃、ウルフとスゥは、激しい剣劇を繰り広げていた。
だが、手数で勝るスゥが、ウルフを徐々にではあるが押し
ていった。
ウルフは考えていた。

残念ながら、今の自分では、スゥに勝つ事は不可能だ。
でも、負ける訳には行かなかった。
自分が負ければ、もうサムスを、戦乙女を守る者は、誰も
居なくなってしまう。
勝ちも負けもない以上、残された選択は「引き分け」しか
ない。

「ウルフ!」

その時、死闘を繰り広げる2人の背後から、声がした。
2人が同時に振り替えると、サムスが武器を構えていた。

「ギルティ・ライト」

フォトンランチャーの上級武器である、大型のバズーカ。
サムスがウルフからこれを手渡された時、スゥからは
ウルフが邪魔になって、見えなかったのだ。

そして、動きが止まったスゥに、ウルフは自分の武器を
捨て、つかみかかる。

「な、なにを!?」

一種の隙を突かれ、スゥは驚く。
ウルフはスゥを羽交い締めにして、その動きを封じる。
だが、当然この状態ではウルフも攻撃出来ない。

「くそ、離せ!」

スゥはウルフの呪縛から、何とか逃れようと、滅茶苦茶
にもがく。
ウルフは、絶対に離すまいと、必死に耐える。
その間にも、サムスはギルティ・ライトの発射体制に
入っていた。

「チェックメイトよ。祈りなさい!」

サムスは引き金を引き、強大なエネルギーがスゥを襲う。
そのあまりの威力に、2人のハニュエールは、それぞれ
吹き飛ぶ。

「ウルフ!」

サムスがウルフの元へ駆け寄る。
が、うつ伏せに倒れたウルフの下から、血が染みの様に
広がっていく。
スゥが、ウルフから逃れる為に、ダガーを何回かウルフ
の体に突き立てていたのだ。

ガシャン

サムスの手から、ギルティ・ライトが滑り落ちる。

その時通信が入った。

「こちら新鮮組隊長アミダ丸。敵旗艦のブリッジの占拠
に成功。繰り返す・・・。」


「宇宙に咲く華、散りゆく華」第10話 了



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