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- 時を越えた宿命〜第3話〜その1〜 - GUM [11/30(Sat) 5:43]
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時を越えた宿命〜第3話〜その4〜
GUM [Mail]
11/30(Sat) 5:47

 パイオニア2の通信室では、大パニックに陥っていた。

 「だめです!総督。パイオニア1のあらゆる部署が、応答しません!!」

「こっちもだめです!非常事態用の周波数で呼びかけてるんですが、全く反応無しです!!」
 
 「こちらもです!!非常事態用と同じく、緊急連絡用の周波数帯でもパイオニア1応答せず!!」

通信室のあちこちから、絶望とも、悲痛とも取れる叫びが上がる。

「むう・・・・・。せめて、何が起こっているのか分かれば、手の打ち様もあるものを。」

「総督。一般市民から、何が起こっているのかキチンとした説明をしてくれと、要請が入っています。
 物凄い数の問い合わせがあり、総督府の職員では対応しきれません。」

 総督は手元のパネルで、評議員達と通信パネルを開き色々な意見を交し合っていた。
そして、しばらく経った後にみなの意見は一つにまとまった様だった。

 通信員達は色々周波数をかえたりしていたが、全くパイオニア1が反応しないので、今は半ば作業の手を休めていた。
この部屋に居る多数の人間の目が今は総督に注がれている。

 「この忙しいときに。・・・・・・まあいい。マイクをつなげろ。館内中全部にだ。」


「あ〜。総督のタイレルだ。皆も、先程のラグオル地表での爆発を見たと思うが、現在総督府では、事態を鋭意調査中だ。
 事の次第が判明するまで、パイオニア2は着陸を無期限で延期をすることになった。これは評議員全員の意見でもある。
 事が判明次第、諸君には詳細に伝えることを約束しよう。それまでくれぐれも理性ある行動をとってもらえることを切に願う。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・以上だ。」


「全く、爆発の次は着陸が無期延期かい?それに、この3人も伸びちまったし。」

第5医務室には、気を失った3人がベッドに横たわっていた。

そのうちシンラと呼ばれていた少女が起き上がった。

「シンラ、大丈夫か?心配したぞ!」

「あ、フィオナさん。ここは・・・・・医務室・・・・ですか?」

「ああ、あんた等がまた伸びちまったんでね。それで、体は大丈夫かい?」

「はい。かえって前よりすっきりしました。あ、そうそう。記憶。戻ったんです。
 私の名前、シンラじゃなくってシンシアです。これからは、シンシアって呼んで下さいね。
 そして、こちらの男の人が私の兄で、レオン。こちらの小さい女の子が、私の妹で、シヴァンです。
 皆さん、よろしくお願いしますね。」

 以前に比べて各段に明るい口調でシンラ・・・今はシンシアと自己紹介した少女が話す。

 「レオンに、シンシア、シヴァンか。分かった。これからはそう呼ばせてもらおう。」

「それはいいんだが、何故記憶が戻ったのだね?聞かせてくれないか?」

「すみませんクラインさん。自分でも、何故だか分かりませんが、記憶が戻ってしまったんです。」

「それに、記憶が戻ったのに、今までのことも覚えてるんでしょ?」

「ええ。ちゃんと覚えてますよ。あなたのこともね。ラルフさん。」

そう言ってるうちに、レオンと、シヴァンも目を覚ました。

「あ〜。お姉ちゃん。レオンお兄ちゃんも。あれ?
 じゃあ、今まで、フィオナちゃんと一緒に暮らしてきたのって、お姉ちゃんだったんだ〜?」

「そうね。私も、シヴァンだったなんて、気がつかなくって、ゴメンネ。」

「まあまあ、二人とも。こうして三人とも生きて、しかも無事に会うことができたんだ。
 それでいいじゃないか。それに、今回のことは何か嫌な予感がするんだ。」

レオンは夢に見た黒い影のことが気にかかった。

「ほう。嫌な予感とは何かな?レオン君。」

「クラインさん。さっきのラグオル地表での爆発、記録に取っていませんか?」

「あると思うが・・・・ちょっと待ちたまえ・・・・。」

クラインは、端末からパイオニア2の総合コンピュ−タ−にアクセスして、欲しい情報を探していた。

「あったよ。さっきの船外カメラから撮ったものと、何と地表の無人カメラが捕らえた映像が送られてきていたよ。
 どっちを見るかね?」

「両方を。スロ−でも再生できれば・・・それでお願いします。」

「わかった。じゃあ、まず船外カメラが撮ったものだ。」



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