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Re:TURKS!!-No.16
SIKI(四季) [Mail]
2/10(Mon) 16:50
ラミルが朝食の中の指に気づいた頃
四季は、ようやく目を覚ましていた。
もちろん、刑務所内ではかなり遅い目覚めである。

ぼ〜っとする頭を回転させつつ四季は、遅めの朝食を食べ
に所員食堂へ向った。
この時間、所員は既に朝食を終え仕事に取り掛かって
いるためなのか 夜勤明けの職員が数人しかいなかった。

「さすがに この時間は空いてるなぁ・・・」
と呟きながら朝食を受け取り食事を始める。
食事の最後にサラダをつまんでいると
「おはようございま〜す。」と。
白い服を着た男が四季の正面の席に座った。
とりあえず、四季も挨拶をする。
「どうも、おはようございます。」
続けて質問をする
「あー・・っと、どちら様ですか?」

「俺はライゾですよ〜。よろしく〜」
と、男は必要以上に明るく言った
「あぁ、噂・・・かどうか知らないけど、
 最近、入ったと言う新人さんですね?」
監視側に仲間が居ることをアルフリートから聞いて
いた四季は静かに言った。
「そうですよ、その新人さんです!」

「それで、何かご用ですか?」
その、質問にライゾは急に真面目な顔をして言った。
「突然ですがサムスさんの居場所を探す為、手を組みませんか?」
ライゾの言葉に軽く驚きながら四季は言う
「どう言うことですか?」
その問にライゾは、とても簡単に答えた
「場所が解らないなら、知ってる所に聞けば良い・・・
 囚人情報区に進入するんです。」

その言葉を聞き、四季は静かに言った。
「・・・面白そうですね。以後、宜しくお願いします。
 ライゾさん」

二人は、握手をしたあと誰も居なくなった食堂を出ていった・・・



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