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- 平和(?)な日々 プロローグ - じゅん [6/2(Mon) 12:50]
Re:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 14:35]
Re[2]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 15:07]
Re[3]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 15:57]
Re[4]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 16:29]
Re[5]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 17:53]
Re[6]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 20:14]
Re[7]:平和(?)な日々 エピローグ - じゅん [6/2(Mon) 21:19]
Re[8]:平和(?)な日々 あとがき - じゅん [6/2(Mon) 21:25]



Re[5]:平和(?)な日々 
じゅん [Mail]
6/2(Mon) 17:53
森に降り立った二人が目にしたものは
凶暴化した原生生物の屍骸であった
どれも皆槍のようなもので貫かれた痕が残っている

「思ったよりも強力な銃のようだな・・」
「これなら心配ないかもしれませんね」

しかし、ジュンは不安が頭から離れなかった
(この銃が落ちていたとなると、森にこの銃が効かない奴がいる可能性があるな)

「ちょっと、急ごうか屋敷の者もお嬢様の心配しているかもしれないしな」
「そうですね、早く終えてゆっくりしたいですもんね」

二人は森の奥へ足を進めた

時刻が正午に差し掛かる頃になるとセントラルドーム入り口にまできた
これまでは屍骸はたくさん在ったものの
生きた原生生物には一度も遭遇しなかったためいつもより早く進むことができたようだ

「そろそろ追いついてもいい頃ですねぇ・・」
ルーがつぶやく

「そうだな・・む、お嬢様だ!!」
二人が前方を見ると今まで見たこともない巨大な生物と対峙している二人組みがいた

「・・・なんだあれは?」
「おっきぃですねぇ・・」

あっけにとられて見ていても二人組みが苦戦しているのは明らかだった
「いかん、ぼうっとしている場合でないな」
「はい!」

二人は巨大な生物に駆け寄りながらテクニックをつかう
同時に火球を放つと二人組みに離脱のチャンスができた

「あれージュンさんどうしてここへ?」
「なんだか知らないが助けがきたようだな」
巨大な生物から離れながら呑気に話しかける

「話はあとにしましょうお嬢様、まずは逃げるのが先です」

しかしお嬢様と呼ばれたハニュエールは
「やだよ、ボクあいつを倒すんだ、だから協力してよ、ね」

「・・・・・・・・・・」
(お嬢様は頑固だからな・・ここで言い争うよりも倒せるなら倒してしまったほうがいいか、しかし)

ジュンの頭にはまだ不安が残っていた
(被害は最小でいいか・・いざとなったらお嬢様だけでも逃がさなければな)

「判りましたお嬢様・・、ルーもう一人の方と逃げて・・」
「いやです」

言い終わる前にルーはジュンの言葉を遮った
「俺も逃げるのは御免だな」
フォーマーも言う

「ならば4人でかかりますか・・もしかしたら倒せるかもしれませんね」

この言葉を合図に4人は巨大な生物「ドラゴン」と再び対峙することになった



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