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- 平和(?)な日々 プロローグ - じゅん [6/2(Mon) 12:50]
Re:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 14:35]
Re[2]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 15:07]
Re[3]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 15:57]
Re[4]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 16:29]
Re[5]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 17:53]
Re[6]:平和(?)な日々  - じゅん [6/2(Mon) 20:14]
Re[7]:平和(?)な日々 エピローグ - じゅん [6/2(Mon) 21:19]
Re[8]:平和(?)な日々 あとがき - じゅん [6/2(Mon) 21:25]



Re[7]:平和(?)な日々 エピローグ
じゅん [Mail]
6/2(Mon) 21:19
ジュンはルーの部屋へ向っていた
ドアホンをならすとマイクに向って喋る
「私だジュンだ、はいってもいいかな?」

返答はなかった
もう一度ドアホンをならす
すると・・
「あ、ちょ、ちょっとまってください」
と明るい声が返ってきた

しばらくして
「ど、どうぞ」
と入室の許可がおりたのでドアを開ける

ルーはベットに慌ててもぐりこんだ
「どうした?寝ていたんじゃなかったのかい」
訝しくおもって問いかけるとルーは顔を赤くして
「なんでもないです」
という

「そうか・・・具合はもう良いのかな?」
「はい、もういつも通りにできますが」
「・・・よかった、二日も眠っていたからな、生きた心地がしなかったよ」
「心配かけてすいませんでした」
「いや、私の方こそ謝らねばな、君を守れなかった」
「いいんですよ、今こうして二人でいられるんですから」

唐突に二人は黙り込んだ
ジュンがルーに顔を寄せようとする
ルーも静かに目を閉じると・・
ドアが開き明るい声が響いた
「こんにちはー、ルーちゃんげんき?」
驚いて振り返るとキラが部屋に入って来た
ジュンは慌ててルーとの距離をとって平静を装う
「お、お嬢様いらっしゃったのですか・・」
慌てているため上手く言葉が出ない
ルーも顔を真っ赤にしている
「は、はいおかげさまで・・」

しどろもどろな二人にキラは元気一杯に語りかける

「今日ねボク、ファインさんとそのお友達と洞窟の方にいくことになったんだ、それでね・・」

キラの言葉を遮るようにジュンがわめくように言う
「いけません、あの銃はもう使わないと約束したじゃないですか!それにお嬢様、また今回のようなことがあればどうするつもりですか!」
「だってぇー、「蒼き聖銃使いのキラ」をご指名なんだよ?あの銃ないと嘘ついちゃうことになるじゃない・・・それに」
「それに?」
嫌な予感が頭のなかに浮かぶ
「もう持ってきちゃったんだ、えへへへ」

「・・・・・・・・・」
「じゃぁねー、いってきまーす」
「お待ちください、お嬢様!!!」

立ち上がりキラを追いかけようとするジュンの袖をルーが掴む

「私を守ってくれなかった罰です、今日は一日一緒にいてください」
ルーが微笑みながら強い口調でジュンに告げる
「・・あ・・う、しかし・・」
「いいじゃありませんか、ファイン様たちなら信頼できますし、ね」

しばしの沈黙の後
「そうだな、君を守れなかったのは確かだし、あの銃も今は普通の銃となんら変わりなく使えるようだしな・・」
「お仕事の話はここまでにしてください」
そういってルーが屈託のない笑顔で話しかける

いつもの平和な日々がセルフィーユ家に戻ってきたかどうかは知る由もないが、今このときは確実に平和である



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