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〜鐘を鳴らそう、お前の為に〜4
サムス・アラン [Mail]
6/4(Sat) 8:25
「…なあクー。」
「…なんだ」
 
その場の一連を見ていたリクオとクー。
 
「…意見を聞きたい。」
「そうだな…俺が思うにさ」
 
クーは、かりこりと頭をかき
 
「もうそろそろジン姉ぇを止めてやらないと、取り返しの
 つかない事になりそうな気ぃするぜー…なんとなくだけ
 ど、さ…。」
「何故だろうな…。」
 
リクオは頭を抱えながら
 
「お前の”絶対”はアテにならないけど…」
 
ジンの方を見る。
 
「お前の”なんとなく”は、以外と良く当たる気がするぜ…」
「へへん照れるぜ…とか言ってる場合でもねーぜやー…」
 
それからとりあえず二人がかりでジンを止めるのに、反刻ほど
かかった。
 
 
「…悪かった、いや見た感じ強盗にたいに見えたから…。」
 
長イスにうなだれながら、シャン。
 
「…うー…ジンも悪かった、大丈夫か?」
 
心配そうなジンに、シャンは煙草を軽くふかし
 
「ありがと、でも心配ならメルにしてあげな。」
 
同じく、長イスでぐったりしているメル、さすがにジンの蹴り
は尋常ではなかったらしく、まだ立ち上がる事は出来ない。
ジンはメルの所へ行き、メルを抱きかかえる。
 
「…大丈夫か?手加減はしてないけど、死ぬほどじゃないはず
 …。」
「…え……ええ…確かに死んじゃいないよ…ぐふ…で…でも…
 ……死ななきゃいいってものでも…」
 
もはや風前のともし火である。それでも必死にジンの言葉に突
っ込むあたり、キタキツネのメルシャンの異名は伊達では無い。
 
「まー初めに止めなかった俺らも悪いんだけどやー…で、ここ
 の部屋、貸してくれねーか?」
 
クーの言葉に、シャンはメルに向かってキーを投げる。
 
「ほらメル、案内したげて。」
「ぐ…ぐふ……シャ…シャン…そんな…私、今…」
「ええ、今メルが当番でしょ?さ、早く行ってきな。」
 
シャンの言葉に、メルはうめきながらも
 
「シャン…す…少しくらい休ませてくれても…」
「だあめ。お客を待たせちゃ行けないわ、宿屋の鉄則、それ
 はお客に安心、確実、迅速、清潔、そして何よりも快適に
 すごしてもらわなければならないっ!」
 
シャンのその言葉に、メルは血を吐きながらも
 
「…そのための宿屋です…」
「わかったら、とっとと案内するっ!!」
「…らじゃー…ぐふ…」
 
メルはよろめきながらも、歩き出す。
 
「そーそーメルぅー」
「…な…何?」
 
シャンは玄関の方を親指でさし
 
「ついでだし、表に”閉店”の看板出しといて、あたしもー寝
 るし。」
「…うー…それ、ジンやろうか?」
 
どういうわけか、だんだんメルの事が可愛そうに思えてくるの
だろうか、ジン。
 



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