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- 「タークス小説」その2・前書き - ウルフ [12/3(Tue) 22:28]
新入社員イルルくん・その1 - ウルフ [12/3(Tue) 23:13]
新入社員イルルくん・その2 - ウルフ [12/4(Wed) 8:30]
新入社員イルルくん・その3 - ウルフ [12/4(Wed) 18:21]
新入社員イルルくん・その4(最終話) - ウルフ [12/4(Wed) 18:57]
あとがき - ウルフ [12/4(Wed) 19:10]
感想 - Gum [12/4(Wed) 22:12]
感想 - IRR [12/5(Thr) 12:36]



新入社員イルルくん・その4(最終話)
ウルフ [HomePage] [Mail]
12/4(Wed) 18:57
地面に潜ったドラゴンが、イルル目掛けてモグラの様に
突進して来た。

ばちこ〜ん☆

「あ〜れ〜。」

イルルは、あっけなく吹っ飛ばされる。
が、生きていた。
ハンターの特徴である、高いHPで何とか耐えていた。

「レスタ。」

ウルフが素早く駆け寄り、レスタを唱える。
が、これで終わりでは無かった。

ばちこ〜ん☆

「あ〜れ〜。」

「レスタ。」

ばちこ〜ん☆

「あ〜れ〜。」

「レスタ。」

3度目の攻撃の後、ドラゴンは地面から飛び出すと、地面
に着地した。

「た、隊長おおぉ〜。」
「ん?どうした?」
「いくら死なないからって、これじゃあオレの身が
持たないッスよお〜。」
「そか?しゃあないなあ〜、んじゃ手を貸すわ。」

ウルフはそう言うと、ズカズカとドラゴンの前に出た。
そして、愛用のドラゴンスレイヤーを一閃させた。

「ほれ、おしまい。はよ逃げんと下敷きになるぞ。」
「だああああ〜〜!!」

なぜかイルルが逃げる方へ、ウルフにトドメを刺された
ドラゴンが倒れて来る。
正確には、ドラゴンが倒れる方向へ、イルルが逃げている
のだが、すっかり慌てた本人は、それに気がついてない。

ズズウゥ〜ン!!

辛うじてイルルは、ドラゴンの下敷きにならなかった。

「はい、これで新人研修はオシマイ。お疲れさん〜。」
「お、お疲れ様でした・・・。」

そういうと、イルルはパタリとその場に倒れた。

「あ〜あ、しょうがないな〜。」

ウルフはそう言いながらも、笑みを浮かべていた。
将来、こいつは大物になるかも知れないという期待を
込めながら。

ふと気を失ったイルルが気がつくと、自分の体が、宙に
浮かんたまま、何かに揺られている様な感覚を覚えた。

「あ、あれ!?」
「おう、気がついたか?」

イルルが目を覚ますと、ウルフにおぶさっていた。

「レスタでは、傷は治せても体の疲労は取れないからな。
仕方無いからこうしてやってるんだ、有り難く思えよ?」
「隊長、すんません。」
「な〜に、いいって事さ。」
「所で隊長・・・。」
「ん?」
「隊長の体って、あれだけの力があるから、筋肉質で
ゴツいかと思ったんですが、意外と柔らかいんですね。」
「・・・。」

めこっ☆

「おんぶはここまでだ。そんな余裕があるなら、さっさと
自分の足で、会社まで歩いて行けい!!」
「隊長、じょ、冗談っす〜!おいてかないでえぇ〜!」

イルルは、後頭部に出来たでっかいタンコブをさすり
ながら、ウルフの後を追った。

そしてタークス本社。

「ウルフちゃん、イルルちゃん、おかえりなさ〜いな。」
「ただいま〜。」
「ただいまです。」
「どうやら生きて帰って来れたみたいね〜。」
「ええ、私は屁でも無いです。」
「オレは死ぬかと思ったっス。」
「所でサムス。」
「何かしら?」
「普通、見学者やその他の新入社員の場合は、サムスが
必ずと言って良い程同行したり、途中で1度顔見せに
来たりするのに、どうしてイルルだけ私に任せっきり
なんですか?」
「そういやそうですよね。なんでです?」
「・・・星雲がきれいね。」
「誤魔化すなあぁ〜!!」×2

          
           第4話 了

      「新入社員イルルくん」完結



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