Turks Novels BBS
〜小説投稿掲示板〜


[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- 「タークス小説」その2・前書き - ウルフ [12/3(Tue) 22:28]
新入社員イルルくん・その1 - ウルフ [12/3(Tue) 23:13]
新入社員イルルくん・その2 - ウルフ [12/4(Wed) 8:30]
新入社員イルルくん・その3 - ウルフ [12/4(Wed) 18:21]
新入社員イルルくん・その4(最終話) - ウルフ [12/4(Wed) 18:57]
あとがき - ウルフ [12/4(Wed) 19:10]
感想 - Gum [12/4(Wed) 22:12]
感想 - IRR [12/5(Thr) 12:36]



新入社員イルルくん・その1
ウルフ [HomePage] [Mail]
12/3(Tue) 23:13
ここは、裏の仕事(と言う名の雑用)を、一手に引き
受けるという、タークスという会社のビルである。
移民船「パイオニア2」内にあるこの会社の上空には、
昼間というのに宇宙空間にある為、満天の星空が輝いて
いる。
いや、正確には、このパイオニア2内の街全体の空と
言うべきだろう。

さて、この「タークス・ビル」の最上階には、社長の
サムスの居る社長室があるのだが、今ここに、タークス
DC支店から、晴れてGC本社に栄転となった、若き
社員が居た。
その名をIRR(イルル)と言い、自分の事を、

「龍神イルルヤンカシュ」

と言ってはばからない、一風変わった男であった。
もっとも、タークス自体に変わり者と呼ばれる人間なぞ
ゴマンと居るので、その中の一人と言うだけで、さして
問題ではない。
どちらかと言うと、タークス自体が変わり者の集団だと
言うだけなのだが。

「っと言う訳で、今日からこっちーー本店ーーで一緒に
仕事をする事になった、イルルちゃんよ。」

サムスがいつもと変わらぬ口調で、ウルフに言う。

「っと言う訳で、今日からこっちにお世話になる事に
なりました。隊長、改めてよろしくっス。」

イルルは、ウルフの事を、なぜか隊長と言うのだが、
その理由は不明であった。イルル本人にも、なぜウルフの
事を隊長と呼ぶか、良く解っていないに違いなかった。

「お〜、そうかそうか。これからもよろしくね。」

ウルフが半分アネゴの顔で話す。
彼女も、面倒なのでイルルに隊長と呼ばせている。

「さて、ウルフちゃん、早速なんだけど〜。」
「何ですか?」
「こっちに来ちゃったら、あっちの成績引き継げないのよ
ねえ。」
「ああ、そうですね。」
「っと、言う訳で、イルルちゃんの面倒、しばらく見て
あげてくれないかしら〜?」
「いいですよ。」
「本当?助かるわぁ。じゃ、よろしくねぇん。」
「隊長、よろしく頼むっス。」
「あいよ〜、任せとき。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注釈
解る人には解るであろうが、あっちの成績とは、DCの
データの事である。
つまり、GCへ来たイルルは、レベル1で装備も初期の
物に戻ってしまっていると言う事なのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「それじゃ、早速新人研修と行くか。」
「OKっス。で、隊長。」
「ん?」
「どこ行くんですか?」
「遺跡。」

イルルが、どたっとコケる。

「隊長おぉ〜〜。」
「冗談。」
「脅かさないで欲しいっス。」
「まあ、何だ。いくら何でも、来たままの装備って訳にも
いかんだろ。イルル、ついて来な。」
「了解ッス。」

ウルフはイルルを従えると、チェックルームへ向かった。
そして、預けてある物から、いくつかをイルルに譲った。

「それより強い装備も沢山あるけど、装備出来んかったら
何にもならんからね。まずは使える物からね。」
「ウッス、ありがたく頂くッス。」
「なに、いいってことさ。」

イルルは、ウルフからもらった物で装備を整えた。

「さてと、じゃあまずは定番で、森でも行くか。」
「解ったっス。隊長についていくっス。」

こうして、ウルフは自分を隊長と呼び慕うイルルを連れ、
彼の新人研修へと、ラグオルの森へと向かった。

         第1話 了



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
※SPAM対策のため、メールアドレスは入力しないようお願いします。
題名
メッセージ
パスワード
このツリーを一番上に持っていく

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room