Turks Novels BBS
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リレー小説ツリー!(説明書き)
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SIKI(四季) [11/26(Tue) 11:54]
TURKS!!-No.0
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SIKI(四季) [11/26(Tue) 12:12]
TURKS!!-No.1
- アルフリート [11/26(Tue) 23:05]
TURKS!!-No.2
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地単 [11/27(Wed) 1:09]
TURKS!!-No.3
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藤 [11/27(Wed) 3:11]
TURKS!!-No.4
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GUM [11/27(Wed) 7:56]
TURKS!!-No.5
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IRR [11/27(Wed) 8:07]
TURKS!!-No.6
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IXY [11/27(Wed) 21:46]
TURKS!!-No.7
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らみる [11/28(Thr) 22:59]
TURKS!!-No.8 (刑務所状況)
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アルフリート [12/1(Sun) 0:39]
TURKS!!-No.9
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SIKI [12/5(Thr) 10:46]
TURKS!!-No.10
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Gum [12/8(Sun) 14:03]
TURKS!!-No.11
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藤 [12/13(Fri) 4:38]
TURKS!!-No.12
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IRR [12/13(Fri) 9:35]
管理人削除
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---- [12/14(Sat) 14:03]
管理人削除
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---- [12/14(Sat) 15:53]
管理人削除
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---- [12/14(Sat) 16:35]
管理人削除
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---- [12/28(Sat) 19:12]
削除理由
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HP管理人Earl Klutz [1/6(Mon) 10:28]
TURKS!!-No.14 獄中でのアルフリートの手記
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アルフリート [12/14(Sat) 15:46]
TURKS!!-No.15
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藤 [1/29(Wed) 22:45]
Re:TURKS!!-No.16
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SIKI(四季) [2/10(Mon) 16:50]
Re:リレー小説ツリー!(追加・注意事項)
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SIKI(四季) [11/26(Tue) 13:24]
リレー小説ツリー!(キャラクターにおいて)
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アルフリート [11/26(Tue) 23:24]
リレー小説ツリー!(能力評価)
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アルフリート [11/28(Thr) 13:04]
リレー小説ツリー!(ユークリッドについて)
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藤 [12/13(Fri) 4:49]
リレー小説ツリー!(メイア)
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IXY [12/13(Fri) 22:59]
リレー小説ツリー!(第三勢力について)
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アルフリート [12/14(Sat) 16:03]
Re[2]:リレー小説ツリー!(マルダイト刑務所所長ガルツ・ウェルズの「魔力」について)
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アルフリート [12/14(Sat) 17:49]
リレー小説ツリー!(7の加筆修正報告)
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らみる [1/4(Sat) 14:36]
TURKS!!−幕あい(数日前・夕食にて)
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地単 [12/1(Sun) 1:47]
TURKS!!-No.1
アルフリート
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11/26(Tue) 23:05
そこはスチームの効いた暖かな部屋だった、だが、壁床は全て鉄筋コンクリートそのままであり、本棚に置かれた本と書き物をするためのスチールの机ともう綿が残り少なくなった皮張りの椅子、そして、粗末なベッドがなければここがただの倉庫と言っても信じるだろう。こんな部屋が「獄長の部屋」だと言われて信じる気になれるのはそこにいる人間が質実剛健をモットーとする真の軍人である、と言う以外理由が無い。
そう、部屋にいる人間は素晴らしい肉体の持ち主だった。2mに近い身長にドラム缶のように太く、装甲板のように頑丈な胸板。金の髪を坊主のように短く刈り、荒々しくと大きさと威厳を建築理念にして作られた顔造りがその下にある。
バストアップの写真がいくつもスチールの机の上に並ぶ、どれも一人の男を様々な角度から取ったモノだ。そして、一つの写真にはナンバーが書かれたボードを男が持っている写真になっている。
ジェント国所属、マルダイト刑務所所長、ガルツ・ウェルズ大佐にとっては日常の仕事である、新たな囚人の入獄。
ただし、写真に乗っているコイツはそこいらのチンピラとワケが違う。
荒々しく肩まで伸ばした金髪、187cmの身長に筋肉に包まれた身体。切れ長の蒼い目に不敵なまでの輝きを宿し、写真を睨み付けている。
アルフリート軍曹。
敵国ウォルガント所属の軍人、サイボーグであり幾多の戦場任務において自国の兵士と貴重な装備を破壊している事以外、主な罪状は見当たらない。現在サイボーグ装備は全て沈黙。現在交戦状態のウォルガントの捕虜である事は明白。しかし、油断はならない。
ここに送られてきたという事は彼が札付きの問題児である事は分かった。
ここ、マルダイト刑務所は四方を崖に囲まれた島にあり、ヘリ以外の交通手段は用いていない。そして、周囲は鮫のいる海域と寒流の潮の流れがある。陸地までは60km。泳いで渡れる距離ではない。確かにここには船があるが燃料は常に少な目であり、足されたとしても戦闘ヘリがこの基地にはある。逃げている間に余裕で追撃が可能だ。
さらに囚人には手術によって発信器が身体に埋め込まれており、そして、24時間ここの職員達の手によって管理されている。
ここから無事に脱獄する事は不可能なのだ。
そこは何百とある牢獄を一つに結ぼうとする廊下の一つだった。色彩は鋼鉄の黒とコンクリートの灰色、そして、監視員の制服の青と囚人であるアルフリートの金と灰色しかなかった。鉄筋コンクリート打ちっ放しの廊下、無限にあるのではないかと思う程の檻達。
アルフリートは何度こづかれても不敵な態度をとり続け、ノロノロとしか歩かなかった。
当然のごとく監視員はそれに苛立った。アルフリートのナンバーを叫び、乱暴にスタンガンを押しつけた。
「速く歩けと言ってるだろう!SO−5962!」
また、アルフリートは監視員が持っている電気ショックで叩かれた。だが、アルフリートは不敵な笑みを絶やさない。軍人として訓練を受けた彼は常人用の電気ショックは痛くも痒くもないのだ。
頭に来た監視員はアルフリートの頭を乱暴に警棒で殴った。殴られたアルフリートは抗いようもなく派手に檻に叩きつけられた。そのまま檻にもたれかかってズリズリと倒れ込んだ。
その時だ。
アルフリートの右手の指先、ちょうど監視員と反対側の死角になる位置に持っていった指先から、一つのイヤリングのような物が落ちた。あまりにも小さい輪状のそれは部屋の隅に転がっていき、監視員はその小ささに発見する事が出来なかった。
アルフリートは口に端を少しだけ立ち上げて笑った。
立ち上がる事を少しだけぐずってやるだけで監視員は頭にさらに血を上らせて気付かぬままアルフリートを連れていってしまった。
これをアルフリートは数回繰り返した、正確な回数は覚えていない、だが、きっちりと地図に書かれていた場所には投げておいたから仕事はすでに成立している。
数日後 00:23
ここの夜はひどく冷える、毛布一枚がひどくありがたい。だが、アルフリートは気合いで目を覚ますと毛布を被ったまま、自分の身体を「なで回した」。
指が、手が、腕が身体をするり、と透過して目的の物を探し出す。それは入獄時、X線で検査されると効いた時にとっさの機転で「肋骨の裏」に隠した、掌サイズのこの牢獄の地図だった。身体を輪切りに出来るCTやMRIで検査されないだけマシだったかもしれない。
アルフリートは「魔力能力保持者」である。「魔力能力保持者」とは常識以上の身体能力を持っていたり、常識では考えつかない能力を発現出来る者達の事を指す。ただし、大抵能力は一つであり、アルフリートも例に漏れずこれ以外の能力を使えない。能力名は「人体型金庫」。身体の中に物を隠す事が出来る、ただし、耐水性か、何か容器で包まない限り「体の中」の影響を受けるし、物の縮小は不可能だ。それにあまりでかい物は気分が悪くなるし、今回のような検査に引っかかる。今回は超小型通信機と地図と幾ばくかの物を持ち込んだ。さすがに金属探知器があるので武器武装の類は一切持ち込めなかったがそれでも無いよりマシな物をいくつも運び入れた。
毛布の中で手探りで、通信機のチャンネルをいくつも放り込んでおいたうちの一つに合わせる。
「応答せよ。応答せよ。Tはここに来たり。応答せよ。応答せよ。Tはここに来たり」
目的はタークスの長、思想犯としてここのどこかに投獄されたサムス・アランの救出。
小声でアルフリートは通信機に問いかける。時々来る見張りを寝たふりでやり過ごし、起きない味方にイライラした。
今回のサムス・アラン救出において幾人もの味方がこのマルダイト刑務所に囚人として入り込んでいる。武装がない事で圧倒的な不利には違いないが、皆「魔力能力保持者」だ。 連絡を取り、結束すればどこかにいるサムスを探し出し、このマルダイト刑務所から脱獄する事も不可能ではないだろう。
もう何度目になるかの、いい加減数える気力も失せた頃。
やっとのことで呼び出しに応えた奴がいた。
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