まあ、これもまたマニアックなネタなのでレスつけにくいと思いますが(苦笑)
クロスゲートというゲームは、ユーザータイトルと呼ばれる、自分に呼び名(2つ名)などをつける事ができます。例:紅い天使のシリカ、ソウルブレイカー まあ、これは、他にもいろいろな使い方があり、今の自分の心境とか相手に気づいてもらいたいときにも使ったりします。(名刺に、顔写真と名前とユーザータイトルが表示される) で、自分が、たまたま、ハイランダーズってユーザータイトルをつけていたときに、名刺を見て「なにそれ?」と複数から突込みを受けたんですが、自分もとある漫画にあったタイトルを何気なくつけただけなので説明できませんでした。 この漫画では、鼻持ちならない集団をメインとした話になってるので、そういう意味かと思ったのですが、どうやら違うようです。 そこで、ハイランダーとは何かってのを調べてみました。
ハイランダーのもともとの語源は、スコットランドのハイランド地方に住む高地人のことをいいます。他のところでは高いところ(高地)で生活している人のこともハイランダーと言うみたいです。 自分が使ったのは高地人というより「軌道出身者」を現すスタイルになるみたいですね。元ネタがガンダムなので(><) この作者は、スペースノイドと呼ばれる、地球より上(軌道上)に住んでいる人のことをハイランダーズと呼んでみたんですねぇ。 決して、ハイになったラインダンサーの事ではないので、間違えた使い方はしないでください(笑)
そして、このハイランダーに関する映画もあるみたいです。 ハイランダーといえば知ってる人はこっちを答えるでしょうね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ハイランダー/悪魔の戦士』 Highlander (1986) 監督:Russell Mulcahy 原作:Gregory Widen 脚本:Gregory Widen / Peter Bellwood / Larry Ferguson 撮影:Gerry Fisher 音楽:マイケル・ケイメン/クイーン
■Story 1986年のニューヨークでアンティーク・ショップを経営する男、ナッシュことコナー・マクロード。 16世紀のスコットランドに生をうけた彼は、首を斬られない限り不老不死でいられる種族のひとりだった。 彼らは血の宿命により闘うことが運命付けられている。すなわち「There can be only one !(生き残るのはただ1人)」である。 死闘の末、ハイランダー最後の1人となった者だけが授けられる"力"をめぐって、マクロードとその敵クルガンの闘いが始まった。
□"ハイランダー"マクロードの設定 彼自身の台詞を借りれば、コナー・マクロードは1518年にハイランドの小さな村Glenfinnan(*字幕には出ていない)に生まれた。1536年に起きたマクロード一族v.s.フレイザー一族の闘いで、謎の黒騎士(クルガン)に殺されるが息を吹き返し、気味悪がられて一族から追われることに。(この闘いの場面は有名なエラン・ドナン・カッスルで撮影された。Glenfinnanは実際にこの城の近くにある村) 放浪しているうちに出会った同じく不死身のスペイン人(実はエジプト人)ホアン・ラミレス(=ショーン・コネリー)に武士道を習い、不死身の人間を殺すには首を刎ねるしかないと教わる。太古から生き長らえてきたラミレスの武器は、なんと日本刀。紀元前6世紀(!!)に、彼の妻であった日本女性サキコの父が名刀"マサムネ"から鍛造してくれたといういわくつきのもの。結婚しても相手は自分より先に死んでしまうし、子供を作ることもできないとラミレスに諭されるが、コナーはヘザーという女性を妻にする。 このあたりのハイランドらしい市場の様子なども楽しい。
□スコットランドの風景 タータンを身に纏った戦士たちや、ハイランド・カウ(牛)、市場の様子、バグパイプ・・・コナーたち不死の一族が集まることを、"ギャザリング(gathering)"と表現しているのもスコットランドらしい。 http://www.scotlandthemovie.com/movies/fhighlander.html
□続編 一作目のヒットから、第二弾、第三弾、さらにはTVシリーズまで登場した人気シリーズ。2作目はコナーが宇宙人だったことがわかり、3作目では日本にもやってきたとか。3作目もスコットランドロケあり。 『ハイランダー2/甦る戦士』 Highlander II: The Quickening (1991) TVシリーズ『暗黒の戦士/ハイランダー』Highlander (1992) 『ハイランダー3/超戦士大決戦』 Highlander III: The Sorcerer (1994) "Highlander: The Raven" (1998) Highlander: Endgame (2000) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そして、以下は余談なので、雑学として覚えておいてみてはどうでしょうか?
ウイスキー −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ウイスキー」という言葉はゲール語(スコットランドのハイランド地方で用いられたケルト語系の言語)で「命の水」を意味する。ウイスキーはスコットランドで何百年にもわたって製造され、蒸留技術はキリスト教の宣教師達によってスコットランドに伝えられたと言われていいます。 スコッチ・ウイスキーは穀物・水・イースト(酵母)を原料として、スコットランドで製造される蒸留酒。スコットランドの良質な軟水、ピート(泥炭)、気象条件などの自然要素もスコッチ・ウイスキーの風味に大きな影響を与えています。 世界の市場で売られているスコッチ・ウイスキーのほとんどが、ブレンデッド・ウイスキーで、これはスコットランド産のモルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーを最高50種類もブレンドしたもの。スコットランドには高品質の様々なシングル・ウイスキーがあるため、原酒にブレンダーの個性が加わり、味わい深いブレンデッド・ウイスキーとなります。 スコッチ・ウイスキーには2種類ある。ポットスチル(単式蒸留器)で造られるモルト・ウイスキーと、もうひとつはパテントスチル(連続式蒸留器)で造られるグレーン・ウイスキー。モルト・ウイスキーの原料は大麦の麦芽のみだが、グレーン・ウイスキーの原材料は大麦の麦芽のほかに、発芽していない大麦とメイズ(トウモロコシ)が用いられます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ダーク(dirk) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 15世紀〜現代 イギリス 長さ 15〜25p 重さ 0.25〜0.4s ダークは、スコットランドのハイランダーが好んで用いた短剣です。おもに、日常一般用のナイフとして用いられ、必要とあらば武器ともなりました。そのため、ハイランダー達は、ダークを一生身につけて離さないものとしていました。 刃は、片刃で先端部分のみ両刃になっているものもありました。また、峰の部分には、装飾的な刻みがつけてあるものもあり、この部分はノコギリのような使われ方もしました。柄は、革や蔦の根、象牙などで作られ、ケルト的な文様が施されています。ポメルは丸く平らで、真鍮や銀で作られ、時には柄全体を真鍮で覆うというものもありました。また、18世紀末には、それまで禁止されていたハイランダーの伝統的な衣装が復活したため、装飾なども豪華になり、ポメルには銀どころか金を使うものも見られました。 スコットランドのハイランダーの固有の短剣だったダークでしたが、スコットランドの大英帝国編入に伴い、少し形を変えて大英帝国正規軍の武器として利用されるようになりました。18世紀においてはイギリス海軍の正式短剣としても用いられたのです。その結果、多くの国での海軍用短剣として親しまれ、さらには、地位の象徴として装備する国もあったのです。 ※参考文献「武勲の刃」市川定春と怪兵隊著 新紀元社 「武器辞典」市川定春著 新紀元社
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