先日 TRPGオフライン部の「ブレイドオブアルカナ」のキャンペーンが終了しました。 私としてはまだまだ色々やれたのですが、とりあえず一区切りを付けようと言うみんなの意見と私が頻繁にゲームできなくなるのがキャンペーン終了になった大方の理由です。 寂しいですが、話に終わりは来るのです。
感想 話を終わらせるというのは良いですねえ。 参加したみんなが努力して自分のキャラクターを出してくれたのが目に見えて分かり、「さあ、盛り上げていこうぜ!」、というエネルギーを感じました。
PC達への感想
クルツへ GMよりもルールに詳しく、なおかつ皆を誘導してくれた役割を持ってくれました。時折放たれる「冴えたワザ」はGMに良く吐血現象を起こさせて貰いましたw 彼は話の矢面に上がった事があまりありません。 目立ちつつも脇に収まる、それが彼の魅力だと私は思っています。
ラウドへ 貴方に恋愛ネタを持っていくと誰よりも上手く反応してくれたのは何故でしょう?w 初っぱなからマトリックス回避ワザをかましてくれたのは今でも記憶に新しいですw ちなみに最後の「死に台詞合戦」の時に一番死にそうな台詞を吐いていたのもご愛敬ですw 意外な事ですが、ラスボスにとどめを刺したのは貴方でした。 貴方はこのキャンペーンの第二の主人公と言うべき存在なのでしょう。 決める時は決めてくれる、「とっぽいけどカッコええ兄ちゃん」、それがラウドのキャラクターです。
ねひつじへ エネルギーがありまくってGMがたまについていけなくなるw 奇跡「因果応報」の時、わざわざモデルのアニメのビデオまで持ってきてくれたのはありまくるエネルギーのなせるワザなのでしょうw だが、そのエネルギーはプレイをする上での大きな流れとなりました。 貴方無しでボスとの戦闘が盛り上がる事というのはなかなか考えられません。 そして、貴方無しで面白いブレイドオブアルカナの日々を送る事も出来なかったでしょう。 エネルギー無しでは世界は救えない。 そんな一言を思いつく、貴方のロールプレイでした。
カナへ 最終章、前後編に突如出現されたエルフの弓手は恐ろしくクールでカッコ良かったですw ドラゴンを一撃で叩き落とされた時には「嘘だろーーー!?」、と思い、クルツにはめられた時より吐血しましたw 最終章後編の時に参加者全員が行った「死に台詞合戦」の時に途中参加の貴方もしっかり参加していたのを見て。
「カナさん、やるなあ」
と、思いました。
らみるへ 夏のTRPG合宿の時に福岡からわざわざ参加してくれましたのはとっても嬉しかったです。マスター、冥利に尽きました。 ただ、私の力量不足とまだ主役になりきれなかったの貴方が残念だと 思いました。次来た時はリベンジですw ただ、 ドラゴン退治のシナリオ ドラゴンを操っていた黒幕を倒すために空中で突如起きた奇跡の連発(ラウド命名:神々の戦い!(笑)! その時に貴方もしっかりと参加し、なおかつ、ドラゴンへ最後の一撃を与えたのは貴方です。 あの夏の興奮を、まさに奇跡のような一瞬を私は忘れません。 あの時、貴方は物語の主役でした。
アベルへ いつもギャグになってしまう貴方のプレイはGMプレイヤー共々楽しませて貰いました。 全てはシリアスなシーンを始めてしまうと笑い出してしまう貴方と、コメディが似合うその性格が災厄の元凶かとw ただし、貴方はねひつじさんと共にプレイに勢いを与えてくれた大切な人です。 そして、戦う時は誰よりも強かった。 優しい貴方があのプレイヤーの中で誰よりも強かったのは当然と言うべきなのでしょう。
ああ、「突撃領主」よ、永遠なれ。
鋼へ 最初プレイした時、貴方の無口さに、「大丈夫かな?」、と本気で思いました。貴方の無口なプレイはその後も続きました。 でも、貴方は必死で自分なりの方法で戦ってくれていましたね? 最終章・後編の時、 星の見える夜空の下で王女ヒルデガルドにプロポーズしてくれた貴方は紛れもなく成長した主人公そのままでした。 GM、アルフリートが一番主人公してくれたのは誰かというなら間違いなく貴方だと言うべきなのでしょう。
貴方が一番成長したのだから。
エピローグ
その昔、一人の魔神がエステルランド王国に戦乱を引き起こしていた歴史あり。 17年前から続く人と魔神との影の戦いは、生きて言葉と魔力を操る一本の黒き剣と、神に仕えたる聡明なる魔術師の導きにより、6人の勇者を呼ぶ。
一人は己の魔剣と共に龍への復讐を遂げた不死者。 一人は友の呼びかけに応えて、助けを為した森人の弓手。 一人は機械の身なれど、領主として強く、美しく、聡明であった公女。 一人は愛馬と共に雄々しく、猛々しく先陣を切った銀の鎧を纏う騎士。 一人は魔神の子なれど義に憤して魔神を討ち、いかにあろうと獲物を外さぬ雷の杖と黒き剣を持った剣士。 一人は狼人なれど、父の大志を受け継ぎ、王女の寵愛を得て、魔神を討った魔剣士。
彼らは魔神を打ち破り、エステルランド王国に一時の平和をもたらした。 しかし、後世の人々よ、忘れる無かれ。 貴方の後ろには影がある。 殺戮の宴はいまだ続いている。 そのことに警鐘を鳴らしつつも今は筆を置こう。
2003 3 25 「シュヴァルツシュベールト」アルフリート
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