ユビキタス(ubiquitous)とは
ユビキタスの語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味。インターネットなどの情報ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にとらわれない働き方や娯楽が実現出来るようになる。「ユビキタス・コンピューティング」、「ユビキタス・ネットワーク社会」のようにも使われ、「パーバシブ(pervasive)・コンピューティング」ということもある。
ユビキタス・コンピューティングは、メインフレーム(複数で一台を使用)、PC(一人一台)、に続く、一人が複数のコンピュータを使う第3世代を示したもので、マーク・ワイザー氏が提唱した。
アクセスに使う端末は、パソコンや携帯電話に限らず、冷蔵庫や電子レンジといった家電製品、自動車、自動販売機等もインターネット接続され、ウェアラブル・コンピュータと呼ばれる身に付けるコンピュータも開発中。
自由度を高めるため、これらの情報端末間はケーブルではなく、無線LANやブルートゥースという無線ネットワークで接続される。また、現在のインターネットの接続規約(IPv4)では約43億個のアドレスしかなく、一人が複数の端末を使うようになると不足するので、IPv4の4乗個と、ほぼ無限のアドレスを持つIPv6の導入が予定されている。
無線LANは米国で既に実用化されており、ホット・スポットと呼ばれるノートパソコンやPDA(携帯情報端末)を利用するユーザーが多い空港、ホテルのほか、スターバックス店舗等でも利用可能だ。日本でも、モスバーガーやJR東日本が、現在の携帯電話より高速でインターネットにアクセスできる無線LANサービスの実験を発表している。
まぁ、そのうち腕時計を端末にして空中をホログラムのウインドウがプヨプヨ浮いてて、ナデ●コのような、あるいは甲殻機動隊2のように色々と・・・こほん、まぁ、どこでもインターネットできて便利だなぁって世界が来るってことですかな。
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