イベント管理室『前夜祭』


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Re:クリスマスイベント参加者募集 - すぷりがん [12/15(Sat) 13:21]
Re[2]:クリスマスイベント参加者募集 - すぷりがん [12/15(Sat) 13:34]
赤鼻のトナカイのシナリオ案1 - ちゃんこ [12/14(Fri) 6:29]
赤鼻のトナカイ・歌詞と歌 - ちゃんこ [12/15(Sat) 9:10]
赤鼻のトナカイのシナリオ案2 - ちゃんこ [12/15(Sat) 10:25]
赤鼻のトナカイのシナリオ、少し手をくわえてみたのw - サムス・アラン [12/15(Sat) 15:45]
Re:赤鼻のトナカイのシナリオ、少し手をくわえてみたのw - Rafeel&KRAMA [12/16(Sun) 10:06]
シナリオ案3、最終稿? - ちゃんこ [12/16(Sun) 15:05]
上の「最終稿?」マチガイ!こっち - ちゃんこ [12/16(Sun) 19:29]
今度こそ最終稿? - ちゃんこ [12/17(Mon) 12:49]
赤鼻のトナカイ・歌詞案1 - ちゃんこ [12/20(Thr) 7:40]
投稿者削除 - ---- [12/22(Sat) 22:41]
追記、これ以降は始めにこれを読みます。 - ちゃんこ [12/24(Mon) 23:28]



シナリオ案3、最終稿?
ちゃんこ
12/16(Sun) 15:05

登場人物

ナレーション(以下N)
ボブ・メイ(Bob May) ・・・父親
バーバラ(Babara)   ・・・娘
エブリン(Evelyn)   ・・・母親
サンタクロース(Santa Claus )
ルドルフ(Rudolph)

(ボブ・バーバラ・エブリンは前に立つ。
Nは後に、ルドルフ、サンタは客にまぎれている。)

ボブ「みなさんは知っていますか?」

N「世界一有名なトナカイ、赤鼻のルドルフが」

エブリン「最初からサンタのソリを」

バーバラ「引いていたわけではないことを・・・」

(N、真ん中に立つ。ボブは後ろへ、バーバラとエヴリンは横のエリアへ)

N「サンタを先導するトナカイ達は、
サンタのイメージを決定させた詩、
「ナイト・ビフォークリスマス」に出てくる
8頭のトナカイが始まりです
しかし、この詩には出てこない、
「ルドルフ」というトナカイは
どこからやってきたのでしょう?」

N「1930年ごろ、シカゴにボブ・メイという人がいました」

(ボブが前へ出る、ナレーションは横へ)

N「ボブはシカゴにある通信販売会社の
宣伝原稿を書く仕事をしていました」

(ボブ、ロビーアクションをしつつ駆け回る)

N「しかし暮らしは貧しく、
安い給料で遅くまで働かなければなりません
ちょうど、ウォール街で株価が大暴落をし、
恐慌に世界があえいでいた頃です」

(ボブ、ロビーアクションをやめる)
ボブ「フウ・・・やっと帰れるぜ。」
(ボブ、ロビーをグルッと回って一つ横のエリアに移動する。最初はトボトボと、だんだんと早足に)

ボブ「ただいま!!バーバラ、エヴリン!!」

エヴリン「お帰りなさい、あなた」

バーバラ「おかえりなさい、あなた!!」

ボブ  「はっは、バーバラ、あなたじゃなくて、パパだよ!」

エヴリン「ふふふ」
(ボブ、エヴリン、バーバラの頭をなでるロビーアクション・要はボタン押しのアクション?)

N
(バーバラ・エヴリン、ボブは適当なロビーアクションをしている)
「彼には、二つの宝物がありました。
それは、若い妻のエヴリンと
生まれたばかりの娘のバーバラです。
この二人のために、
ボブは一生懸命働いていたと
言ってもいいでしょう。
家族はシカゴの片すみで
身をよりそうようにして生きていました・・・
しかし・・・」

(ボブ、バーバラ、動きを止める)
エヴリン「・・ううっ・・」
(エヴリン、倒れるロビーアクション。)

バーバラ「まま、まま」
ボブ  「!!どうした!?エヴリン!!」
エヴリン「大丈夫・・・大丈夫よ・・・」

(エヴリン、横へ行く。たまに倒れながら)
(ボブ、バーバラ、それを見つめる)

N「バーバラが2歳になったとき、
エヴリンが寝込むようになりました。
悲しいことに、
エヴリンは癌に冒されていたのです・・・」

エヴリン「ごめんなさい、あなた・・・
 こんなことになって・・・」
ボブ  
「大丈夫だ。
 俺がなんとかしてやるからな!エヴリン!!」

バーバラ「ねえ、まぁま、おっき、おっき!」

エヴリン「ええ、そうね・・・私も頑張るわ。」

ボブ  「うおおおおおおおおおお!!」(ボブ、ロビーをメチャクチャに走り回る)

N「ボブがどんなに頑張っても
少しあった蓄えでさえ
妻の治療費で消えて行きました。
それでも、エヴリンの容体は
日増しに悪くなり、
とうとうベットから起きることも
出来なくなってしまったのです。」

(ボブ、動きを止めてバーバラの横でエヴリンを見ている。)

N「そして、ある12月の夜・・・
4歳になった娘のバーバラが、ふとボブに尋ねました。」
(バーバラとボブ、向き合う)

バーバラ「ねえ、パパ。私のママは、どうして
みんなのママと同じようじゃないの?」

ボブ「・・・」

バーバラ「みんなのママは、ベッドに寝て
 ばっかりじゃないよ?」

N「すでに、暮らしは
ぎりぎりのところに来ていました
ボブは思わずバーバラを抱きしめました
(ボブ、バーバラにくっつく)
そして、ボブは思ったのです・・・」

ボブ「せめて、
この子を幸福な気持ちにしてやらねば・・・
何かを言ってやらなきゃ!!
幸せな気持ちになれるような何かを・・・
けれど何を?何を言えばいい!?」

N「彼が思い出したことは、自分の幼い頃のことです。
ボブは、身体が弱く小柄な少年でした。」

(N、ボブの横に来る。そして、攻撃系ロビーアクションをしながら)

N「こ〜んなヤセッポチ見た事ねえぜ!」

N「お前みたいなアスパラはピザにでも入ってな!!」

(N、いじめてるシンボルチャット)
N「ハハハハハハ!!」
(N、元の場所へ)

N「クラスメートは、彼がやせているのをはやしたて
彼を泣かせて喜んでいました
貧乏な彼だけは進学もできず、
安い給料で働き、借金にまみれ、
もう33歳になっていました…」

ボブ「・・・・・・」

N「ボブは呼吸を整え、顔を上げました。」

(ボブ、バーバラから離れ、振り返りバーバラの方を向く)

N「自分の中からありとあらゆる
想像力と勇気を集めました。
そして・・・」

ボブ「むかしむかしのことだよ。
ルドルフ、
って名前のトナカイがいたんだ。」

(ルドルフ、トナカイのシンボルチャット)
(ルドルフ、ボブの所へ近づき、ボブの前へ出る)

ボブ「ルドルフは、世界にただ一頭しかいない
不思議なトナカイだった。
それはね、ルドルフは、なんとでっかい、
真っ赤なお鼻をしてたんだ!」

(ルドルフ、赤鼻のシンボルチャット・アンパンマンみたいなの)

ボブ「あだ名はもちろん
『赤鼻のルドルフ』さ!」

エヴリン「神様に創られた生き物は、
たとえ何かが他と違っていても、
いつかきっと幸せになることが出来る、
ボブはそれを言おうと思っていました。
エヴリンとバーバラ、そして自分のために・・・」

ボブ「でもね、ルドルフは幸せだったと思う?
ほんとは、ルドルフはそのお鼻のことで
とっても悩んでいたんだ。」

(ルドルフ、困った顔のアンパンマンシンボル)

ボブ「だって、みんなは自分を見て大笑いするし、
そればかりか、父さんや母さんや
妹たちまで馬鹿にされたんだもの
悲しくて悲しくて仕方がなかったんだ。」

(ルドルフ、悲しい顔のアンパンマン

ボブ「ところがね
あるクリスマス・イヴのことだった。」

サンタ「ホッホッホ〜〜ウ!!」

ボブ「サンタさんがソリをひく
エスキモー・トナカイのチームを迎えに来た!」
(サンタとN、走り回る。)
(サンタ、サンタのシンボルチャット)
(N、トナカイのシンボルチャット)
「知ってるだろう?
ダッシャー、ダンサー、
プランサー、ヴィクセン…。
クリスマスの夜に世界中を駆け巡る、
有名なトナカイたちだよね。」

サンタ「はいよう!さ〜今夜も行くぞよ!!」

ボブ「他のトナカイは全員集まって、
この素晴らしいメンバーに
惜しみない歓声をあげてお祝いをした。」

(N、バンザーイシンボル)

ボブ「ところが、いざ出発というとき・・・」

サンタ「む、なんちゅう霧じゃあ!!
これじゃあ煙突を見つけるのも一苦労じゃぞ・・・
ムムム・・・
そうじゃ!!」
(サンタ、アンパンマンシンボルチャット)

サンタ「どこじゃ!?ルドルフ!!」

(ルドルフ、鼻の光るシンボルチャット)
(サンタ、ルドルフの所に駆け寄る。)

ボブ「彼はルドルフをソリの所へ連れて行き、
チームの一番先頭にルドルフを立たせたのさ。」
(サンタ、いじめっ子Bの前にルドルフを連れてくる)
「ルドルフはもう、
夢を見ているような気持ちだった。」

サンタ「さあ、行こう、仲間たち!!
世界の空へ!!子供たちの夢へ!!」

(ルドルフ先頭、N、サンタと3人でロビーを走り回る。)
(ルドルフ、鼻を光らせるシンボルを連発)
(N、トナカイシンボル)
(サンタ、サンタシンボルチャット)

ボブ「まばゆい光を先頭に、
9頭のトナカイは、空へ駆け上がった!
後に残ったトナカイたちは
ずっとそれを見送っていた。」

(サンタ、N、客の中で立ち止まる)
(ルドルフ、シンボルを出しつつ走っている)

N「みんな、恥ずかしいような、
苦しいような、
それでいてとてつもなく嬉しいような、」

サンタ「いろんなものが混じった
不思議な気持ちに包まれていたんだよ。」

(ルドルフ、いろんな場所で止まっては、エントツシンボル・赤鼻シンボルを出す)
(サンタ、再びルドルフの後を追っかける。エントツが出るたび、バンザイシンボル)
(N、ボブの横へ)

N「ルドルフはソリを立派に先導した!
どんな家も、どんなエントツも、
見逃すことはなかった。
だってそのお鼻はまるで
灯台のように輝いていたんだから!」

(N、またルドルフの後についていく。サンタと一緒にバンザイシンボルとかを出す)

ボブ「そうして、ルドルフはもっとも有名な、
みんなに愛されるトナカイになったのさ。
ずっと昔、恥ずかしかった
真っ赤な大きなお鼻は、
今ではみんなから一番
羨ましがられるものになったんだ!!」

(バーバラ、喜びのシンボルチャットを出しながら、ボブの周りを駆け回る)
エヴリン「バーバラは、輝くような笑みを浮かべました。
喜びで表情が変わってしまったのです。
けれど、それからが大変でした。」

バーバラ「パパ、ルドルフの話をしてぇ!!」

ボブ「ああ、いいよ。」

(ボブ、バーバラ、上記2つの掛け合いを3回程続ける)

エヴリン(上の掛け合いの最中に話し始める)
「ボブは娘を寝かしつけながら、
ほとんど毎晩のようにそのお話をして、
時には半分寝込みながら
話すこともあるほどでした。
やがてある日、
ボブに素晴らしい考えが浮かびました。」

(ボブ、本のシンボルチャット)

ボブ「お話を本にして、
バーバラにプレゼントしてやろう!」

エヴリン「貧しい暮らしでも、
手製の本となると話は違います。
紙とペンがあればどんな本だって
作れるんですから!」
(ボブ、本を作っているシンボル)

エヴリン「ボブは毎晩娘が眠ってから、
遅くまで「ルドルフ」のお話を詩にし、
綺麗な本に仕上げる作業に没頭しました。」
(エヴリン、ゆっくり客席の方へ行き、壁に埋まる)

N「しかし、本も仕上げの段階に入ったとき、
悲劇がこの家族を襲いました・・・」

バーバラ「お帰り、パパ!!」

ボブ「バーバラ・・・」

ボブ、バーバラとくっつく

バーバラ「どうしたの?パパ?いたいよ!」

ボブ「ああ、ごめん・・・ごめんよ。
さあ、今日もルドルフの話をしてあげよう!」

N「エヴリンは亡くなってしまいました。
ボブの宝はバーバラだけに
なってしまったのです・・・」
(ボブ、本を作っているシンボル)
N「悲しみにつつまれながらも、
ボブは毎晩、
がらんとしたアパートの机に向かい、
「バーバラのルドルフ」を作り続けました。」

(ボブ、本完成シンボル)
(バーバラ、喜びのシンボル)

N「バーバラが、ボブ手作りの「ルドルフ」を見て
歓声を上げた数日後の事です。
ボブは会社のクリスマス・パーティに
呼ばれました。」

(サンタ、エヴリン、バーバラ、ガヤガヤ、ワイワイとか言ってる)

N「そして・・・」

(ボブ、これまでに使ったシンボル(赤鼻のトナカイ、サンタなどなど)を次々と出す)

(みんな、ロビーアクションをしたり、笑い声を上げたり、
 笑ってるシンボルチャットを出したりする。
 しかしだんだんと、「・・・」とか言うようになっていく。)

N「会場は静まり返り、
詩を読むボブの声だけが響きました。
そして、詩が終わるやいなや・・・」

みんな「ぱちぱちぱち!」

N「これは1938年に起こったことです。
翌年、ボブの詩は会社から
「赤鼻のトナカイ、ルドルフ」と題され、
デンバー・グレンの挿し絵付きで発売されました」

サンタ「それから曲が出来る1949年のクリスマスまでに、
この詩は6百万部を売る
ベスト・セラーになりました」

ルドルフ「そして現在・・・
物語の素晴らしさも手伝って、
ルドルフはクリスマスの伝統の一つ、
「歴史に残るトナカイ」になったのです」

N「長い苦しく不幸な年月を過ごし、
愛妻と悲しい別れをし、
そして、ルドルフを通して
この上ない成功をおさめたボブは、
クリスマスが来るたびに
心静かに思い返したといいます。」

ボブ「あの夜・・・
 愛するバーバラがあの質問を
 してくれなかったら、
 ルドルフはこの世には生まれなかっただろう。
 なんと不思議な瞬間だったのか。
 私は神とエヴリンとバーバラに心から感謝している」

(全員、歌のポジションへ行く)

N「みなさんは、知っていますか?」

ボブ「世界一有名なトナカイ」

エヴリン「赤鼻のルドルフの鼻が」

バーバラ「照らそうとしていたものを・・・」

(歌へ・・・)



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