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PIONEER1 HUNTERS
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IXY [12/4(Wed) 16:54]
story1 闇の胎動1
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IXY [12/4(Wed) 16:55]
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IXY
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1/14(Tue) 1:14
「んでね、ほの、ほうどうにひゅうれいがでうんらって。」
「・・・おい。メイ、食うか喋るかどっちかにしろ。」
レイカーは目の前で、口いっぱいに肉やら野菜やらを頬ぼっているハニュエールを嗜めた。
レイカー達は仕事の報酬を受け取ると、ギルドに併設している食堂で昼食を摂ることにした。
その時、顔見知りであったハニュエールのメイに呼び止められ、一緒に食事をすることとなったのである。
「らって、はめららおひひふらいれ・・・んぐっ!」
どうやら喉に詰まったらしく、メイは喉を押さえながら悶える。
レイカーが呆れながら、水を入れたコップを差し出すと一気に飲み干した。
(ったく、これで俺より年上だってんだからな。ニューマンってのはよくわからんな。)
メイは見た目は13、4歳くらいの少女のようであるが、ハンターズとしての経歴はレイカーよりも長く、実年齢も上−ちなみに、レイカーは25歳−である。
人工生命体であるニューマンの年齢を、見た目から判断するのは非常に難しい。
様々な特徴、能力を引き出すために遺伝子操作を行われるため、その副作用なのか、ニューマンの成長の仕方や寿命は個体により異なる。
誕生から1年も満たないうちに死亡する例もあれば、ヒューマンよりも長寿の者もいる。
肉体の成長においても、ヒューマンと同様のスピードで成長する者、成長が遅い者、成長が止まる者、その過程はそれこそ千差万別である。
「ぷはぁぁ・・・あ〜死ぬかと思った。」
「そんなに慌てて食べるから。誰も取りはしないわよ。」
アリアがそう言いながら、メイの頬についたソースをナプキンで拭き取る。
端から見ていると二人がまるで姉妹のように見える。
(そういや、本星に妹がいるとかいってたな。まあ、重なる部分があるんだろうが。メイの実年齢が自分より一回りも上だって知ったら腰抜かすだろうな。)
「なに?にやにやして。」
「あ、いや、なんでもない。」
どうやら、口元が緩んでいたらしく、アリアが怪訝な表情をしている。
メイはどうやらレイカーの考えていたことに察しがついているらしく、彼を睨み付けている。
「ま、いいけど。でね、さっきの続きだけど・・・」
メイが先ほどまでの話の続きを話し始めた。
メイの話を要約すると次の通りである。
最近まで、採掘作業が行われていた坑道で、行方不明者が続出しており、その後、奇妙な声や影が目撃されるようになった。
そういう噂がハンターズの間で流れているというのだ。
その噂自体はレイカーも聞いたことがあった。
だが、彼にとってそれは、所謂怪談話で、変化の乏しいラグオルでの退屈を紛らわすために誰かが流した根拠のない噂でしかない。
そして、噂というものには大抵尾鰭がつくもので、
「でね、その行方不明者捜索の依頼を受けたハンターズも何人か行方をくらましたらしいの。」
メイが聞いたという噂の”尾鰭”もレイカーの予想の範疇であった。
そして、メイの次の一言も予想済みである。
「確かめに行こう!」
「あのなぁ、確かめに行くったって、あそこは今はラボの管轄だろ。どうやって入るんだよ。」
「ああ、だいじょ〜ぶ。Aランク以上のハンターズなら、簡単な手続きで入れるらしいから。こんな時間にここにいるくらいだから、どうせ暇なんでしょ。」
確かに、今日受けた依頼がかなり早く終わったために、レイカーはこの後の予定が無かった。
アリアも同様のようだ。
「んじゃあ、決まり!各自準備を整えて1時間後に現地集合ね。」
そう言ってメイは席を立つと、そそくさと店を出て行った。
「はあ、仕方ない。付き合うか。」
「そうね、たまにはいいんじゃない?いい暇潰しになりそうだし。」
「まあ、な・・・」
レイカーは言いかけた台詞を飲みこんだ。
彼の視線の先にあるのは、この店の伝票である。
「あいつ!勘定払ってねえじゃねえか!」
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