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THE EPILOGUE
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1/3(Fri) 19:47
それは、しとしとと、雨の降りそぼる夜だった。
眠らない街の工場区画の小さな一角に、周りの巨大工場の光など見えないかの様に、今日も灯し火が宿っている。
あれから一週間、総督府にも、ラボにも何の進展も無かった。ただ、筋から手にいれた情報によれば、どちらの組織も、喉から手がでるほど欲しがっていた新種フォトンが、サンプルも含めて一夜の内に消えさってしまったとの事だった。
その情報を手に入れる数日前、キャロル博士の工場に、謎の機械の小箱が届けられた。
開けてみれば、中には淡く輝くフォトンが入っていた。それは、総督府にラボ、そしてキャロル博士が欲しがっていた新種フォトンだった。
だが、キャロル博士はそれを見ると、小箱にゾンデを発射し、粉々に砕いてしまった。拠り所を失ったフォトンは、空気中に霧散し、消えた。
しかし心なしか、彼女の表情は澄み渡っていた。
パイオニア2は、今日も何事もなく動いている。未だにラグオルへの疎開は目処が立っていなかったが、人々の不安をよそに、小さな幸せを獲得した者もいた。
小さな噂が流れる程度であったが、まれに工場区画に立ち寄った者が、夫婦の様に仲むつまじくしている女性とアンドロイドを目撃しているという。
「ただいま、イングラム」
「おかえりナサイ、キャロル博士」
キャロライン私設研究所。
名も知られていない小さな研究所であったが、その所長は、生まれて初めての幸せを掴んでいたのだった。
終
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