Turks Novels BBS
〜小説投稿掲示板〜
[
新規投稿
] [
ツリー表示
] [
親記事一覧
] [
最新の記事を表示
] [
ログ検索
] [
ヘルプ
] [
ホームページへ戻る
]
☆
-
PIONEER1 HUNTERS
-
IXY [12/4(Wed) 16:54]
story1 闇の胎動1
- IXY [12/4(Wed) 16:55]
投稿者削除
-
---- [12/31(Tue) 21:29]
story1 闇の胎動2
-
IXY [12/31(Tue) 21:30]
story1 闇の胎動3
-
IXY [1/14(Tue) 1:14]
story1 闇の胎動4
-
IXY [1/14(Tue) 18:08]
story1 闇の胎動5
-
IXY [2/4(Tue) 16:53]
story1 闇の胎動6
-
IXY [3/20(Thr) 13:30]
story1 闇の胎動7
-
IXY [3/20(Thr) 13:31]
story1 闇の胎動8
-
IXY [3/25(Tue) 17:03]
story1 闇の胎動1
IXY
[
Mail
]
12/4(Wed) 16:55
セントラルドームの地下深く。
生物とも無機物ともとれない異様な雰囲気と薄暗く、重苦しい空気に満ちた部屋の中で、一人の男が異形の怪物と対峙していた。
男は全身に傷を負っており、周囲には異形の骸が無数に転がっている。
そして、男の目の前の異形もまた、彼の銃から放たれたフォトンの銃弾を浴び、骸へと変わった。
「ハア…ハア……」
荒い息を整えながら周囲を警戒し、他に敵がいないことを確認すると、男は部屋の中央にある巨大な柱に背を預け、その場に座りこんだ。
男は名をレイカーという。
パイオニア1のハンターズギルドに所属するレンジャーであり、その中でも、Sランクと呼ばれるトップハンターの一人である。
だが、今の彼は激しい戦闘により傷つき、立ち上がる気力すら失ていた。
レスタを唱えるための精神力も尽き、傷を癒す薬も全て使ってしまっている。
「このまま死んじまった方が楽かもな……。Sランクが聞いて呆れるぜ。」
自嘲気味に呟き、懐からタバコを取り出す。
ラグオルでは、移住開始から7年が経過した現在でも、未だ物資は十分では無く、嗜好品−特に依存性の高いタバコやアルコールの類−は規制され、入手困難な物となっていた。
これは彼が“最期”の時のために「とっておきの一本」として残しておいたものである。
肺にたまった煙を吐き出し、左腕に取り付けている多用途端末を見る。
表示される時刻は、自分がこの場所に足を踏み入れてから、まだ半日も経過していないことを示していた。
だが、彼にとってこの半日は、実際の倍以上に長く感じるものであった。
「さて…と。」
吸い終わったタバコを投げ捨てると、レイカーは立ち上がり、足を引きずりながら部屋の奥へと足を進める。
扉をくぐり、短い通路を過ぎるとその先は小部屋になっており、転送装置が設置されていた。
「どうやら、ここが終点らしいな。」
レイカーはセントラルドームやこれまで通過してきた部屋などから、自分の現在位置を推測し、この転送装置の先に「あるもの」があると判断した。
「鬼が出るか、蛇が出るか…。」
そう言って、レイカーは転送装置に足を踏み入れた。
自身の体が粒子となり、対となる転送装置に転送される間に、レイカーはこの半日の出来事を反芻するように思い出していた。
この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
※SPAM対策のため、メールアドレスは入力しないようお願いします。
題名
メッセージ
パスワード
このツリーを一番上に持っていく
下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード
Tree BBS by The Room