PSOオリジナル小説「絶望の雨の中で、、」 白と紫のフォトン
ドツンッ!!と大きな音とともにマッチは巨大な男によって、胸 倉を捕まれたまま壁に叩きつけられた。 いや、正確には相手は人間ではなかった、白く巨大な身長2mはゆうに超えるアンドロイドであったこの時代ではもはや大きいからといって性能が良いというわけではないにも関わらずそれを覆すほどの力によってマッチは壁に叩きつけられたにも関わらずマッチはカスリ傷すら負ってはいなかったのだった。 そして白いアンドロイドタイプ、レイキャストはその巨体にも負けない怒声をマッチに放った。
「おい!!!てめぇぇぇ!!俺の妹になにしやがったぁぁぁぁ!!返答次第によっちゃこの場でてめぇを血祭りにあげてやんぞぉぉぉ!!!」
しかし白いレイキャストの強烈な奇襲攻撃に怒声対して、マッチはなにも言わず、白いレイキャストに対して挑発的な目で見つめていた。もはや、爆発した者に対してこの態度に白いレイキャストは今度はマッチの顔面目がけてパンチを繰りだした。
「ガツンッ!!」
強烈な音とともにマッチの顔を逸れ、その真横の壁に風穴をあけてこう言い放った。
「あぁぁ!?なんとかいってみろよぉ!!えぇ!!。」
そしてマッチは徐に口を開いた。
「1つ言っておこう。セイロンは貴様の妹ではない、正確には貴様はセイロンの弟なのだよ、、、貴様をラグオルから拾ってくる前いた事?、、、、お忘れかなロボよ。」 しかし、マッチは白いレイキャスト、ロボと呼ばれる者に対して相変わらず余裕と挑発的な態度で話始めた。
「んだとぉ〜〜〜!!!んなこたぁ聞いてねぇよぉ!!。てめぇが何をやったか聞いてるんだよぉ!!!!!。」 響き亘るほどの怒声にたいして、マッチは再び自分のペースで話を再開させた。
「フッ、用は焼いているのか?。フッ、それははた迷惑な話だな、、、」 マッチは呆れた顔をしながら、鼻で笑った。
それに対し、ついに業を煮やしたロボはマッチの胸倉を離し、プログラムを戦闘モードに移行しながら、再び怒声を放った
「ふん!!てめぇみたいにな!!、女ったらしでな!!、何処の骨だかわからねぇ女を拾ってくるような。女ったらしと一緒にすんじゃねぇよぉ!!!!。ただな!セイロンは俺にとってたった1人家族なんだよぉ!!、てめぇが他の女をどうしようとかまわねぇがな!!セイロンに手を出す事だけは断じてゆるさねぇぞぉぉぉ!!。」 その言葉に対してマッチは少々顔色変えつつ静かに呟いた
「貴様みたいな、、、半端者に彼女の苦しみがわかるまい、、、」
全てをいい終わる前にロボは背中の噴射口よりブースターを吹かしつつマッチに殴り掛かろうしつつ怒声を放った
「今日こそ貴様の性根を叩きなおしてやる!!!」
つづく
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