Turks Novels BBS
〜小説投稿掲示板〜
[
新規投稿
] [
ツリー表示
] [
親記事一覧
] [
最新の記事を表示
] [
ログ検索
] [
ヘルプ
] [
ホームページへ戻る
]
☆
-
時を越えた宿命〜第1話〜その1〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:18]
時を越えた宿命〜第1話〜その2〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:20]
時を越えた宿命〜第1話〜その3〜
- GUM [11/21(Thr) 18:22]
時を越えた宿命〜第1話〜その4〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:25]
時を越えた宿命〜第1話〜その5〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:27]
時を越えた宿命〜第1話〜その6〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:32]
時を越えた宿命〜第1話〜その7〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:33]
時を越えた宿命〜第1話〜その8〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:34]
時を越えた宿命〜第1話〜後書き〜
-
GUM [11/21(Thr) 18:43]
時を越えた宿命〜第1話〜その3〜
GUM
[
Mail
]
11/21(Thr) 18:22
フィオナは、自室で、ベッドに横になり、昔を思い出していた。
彼女はパイオニア1で先にラグオルに行っていたハンタ−ズの一人だったのである。
しかし、パイオニア1を解体し、セントラルド−ムを作り、付近をテラフォ−ミング化するための緑を植え
緑溢れる頃の本星そっくりに作り替えていく日々の中で、彼女は一抹の不安を感じていた。
『いる・・・。ここには、何かがいる。私たちが触れてはいけない、そして、私たちでは手に負えない得体の知れない何かが。
そしてそれは狙っている。私たちの命を。』
フィオナの不安は日々増すばかりであった。
ある時、予定以外の積み荷があることが発覚し、それを本星に戻すことになった。
ついでに今まで貯めた、この星の気候、原生生物、植物に至るまでの資料と、原生生物自身も何体か積み込み
高速貨物船で輸送することが決定したのだ。
ついては、万が一に備え、軍人とハンタ−ズの一部が乗り込むことになっていた。
フィオナは、自分が乗り込めるように、あらゆる手を尽くした。
そして、約半年の帰還の旅を経て、本星へと戻ってきたのであった。
「でも何の因果で、またパイオニア2に乗ってるんだろう。変だなあ・・・・・・あたし・・・・。」
自問自答はくり返される。今まで、何度くり返されてきた言葉だろうか。
「まあ、あれこれ考えても始まらないか。それなりに、自分は強くなったはずだし。」
フィオナは、シャワ−で体と頭をすっきりさせ、バスタオル一枚を体に巻いたままの格好でベッドに横になった。
翌朝、フィオナは、けたたましく鳴るヴィジフォンの音で起こされた。
すぐさま、スイッチをオンにするとこだったが、自分の格好を思いだし、カメラのスイッチはオフにしたままにした。
「誰?こんな朝早くから。」
「あれ、映像出ませんよ。姉御、今日の訓練どうするんですかあ?」
「今の格好が見せれるか。声だけで我慢しな。・・・・・訓練?やるきあるのかい?」
「姉御がよければ、お願いします。昨日、二人で話し合って、ちょっと不真面目だったなって思って、反省してたんです。
駆け出しの俺たちに、ここまで本気で訓練してくれるなんて、ほんとは、感謝しなくちゃいけないのにって。
だから、お願いできませんかね?」
「全く。最初からそう思ってやってくれりゃあ、こっちも要らぬ心配しなくてすんだんだ。
ま あ、アンタ達が、そこに気が付いたんなら、今までの訓練も無駄じゃなくなるな。」
「じゃあ、今日は、少し遅くなったけど、13:00から、第2中広間で。いいかい、あんた達の反省ップリを、たっぷり見せとくれよ。
私も、いきなり、きついメニュ−にして悪かったとは思ってるからさ。それとクレイ、それから隣にどうせいるんだろう?ラルフ。
ありがとう。・・・・・・何だか、少し、気が楽になっちゃったな。」
フィオナはつい感傷的になった。それをクレイが茶化す。
「姉御がそんな女らしいとこ見せるなんて、やっぱり女なんですねえ。」
「・・・・・・。やっぱり、メニュ−は少し、きつめで行こうかね。」
「ああ、スイマセン。冗談ッスよ。何か、姉御ったら、この頃元気がないなあって思って。つい・・・。」
「まあ、その気持ちだけは頂いとくよ。じゃあ、訓練の時間に遅れるなよ。」
ヴィジフォンを切ると、フィオナは深くため息をついた。
「あんな駆け出しに心配されるようじゃ、このフィオナ様もまだまだだって事かな?」
そういうと、フィオナは、午後の訓練のための手配をすると、身仕度を始めた。
この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
※SPAM対策のため、メールアドレスは入力しないようお願いします。
題名
メッセージ
パスワード
このツリーを一番上に持っていく
下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード
Tree BBS by The Room