タークス通信『ジェノム』


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- 反物質 - SPRIGGAN [2/21(Thr) 14:01]
Re:反物質 - ジャイブ [2/21(Thr) 20:10]
ARMS - 如月 [2/22(Fri) 8:24]
し、知ってたか・・・w - SPRIGGAN [2/22(Fri) 17:31]
Re:反物質 - さがら@千家 [2/26(Tue) 23:31]
反物質エンジンが十年以内に実現? - カリカ・トゥートット [2/26(Tue) 23:42]



反物質エンジンが十年以内に実現?
カリカ・トゥートット
2/26(Tue) 23:42
というわけで、こういう記事を見かけたので抜粋したのだ。


反物質エンジンが十年以内に実現?

NASAの研究チームが、反物質エンジンは数十年以内に実現できると
する論文を『Journal of Propulsion and Power』誌に発表した。

これは、宇宙探査の究極の目的である恒星間航行の実現に向けた重
要な一歩である。

反物質とは通常の物質と接触した際に対消滅を起こして莫大なエネ
ルギーを放出するもので、わずか1グラムの反物質の対消滅により、
スペースシャトルの外部燃料タンク23個分に相当するエネルギーが
得られる。

アメリカのフェルミ国立研究所(FERMILAB)やヨーロッパ粒子物理
学研究所(CERN)といった研究機関が生成に成功しているが、両機
関がこれまでに生成した反物質の質量は計10ナノグラム (ナノグ
ラム=10億分の1グラム) でしかない。

これまでのコストをもとにすると、生成に必要な資金は現在のと
ころ1グラムあたりおよそ6400兆ドル (約70京円) にも達する。

しかし、NASAのチームが今回発表した手法では、質量100キログ
ラムの深宇宙探査機を50年間加速させつづけるために必要な反物
質の質量はわずか100マイクログラム (1マイクログラム=100万
分の1グラム) で済むため、実現の可能性が一気に高まった。

研究チームの一員で、NASAとアメリカ空軍のための反物質の応用
研究を専門とするコンサルティング会社・Synergistic Technol
ogiesの創設者であるGerald Smith氏によると、「反物質推進に
必要な資産はこれまでの見積もりにくらべてはるかに少なくて済
むのです」とのこと。

論文は、「反物質の宇宙探査利用への見通しは結局それほど非現
実的なものではなく、それどころかひじょうに現実的なのかもし
れない」と結論している。

現在のところこの手法はコンピュータ・シミュレーションにより
検証された段階であり、今のところは充分な反物質が得られない
ため、実際の実験はまだ行なわれていない。

反物質エンジンを搭載した探査機による宇宙探査を実現させるに
は、年間100マイクログラム程度の反物質生成が必要となる。

そのためには、反物質の貯蔵や運搬などを含むひじょうに多岐な
技術的問題を解決し、反物質生成のための新施設の建築も必要と
なる。

Smith氏の見積もりによると、反物質生成施設の建築に必要な資
金は200億ドル(約2兆2000億円)程度という。

現在64歳のSmith氏は、「私が生きている間に反物質推進の深宇
宙探査機を実現させたい」と夢を語った。

その無人探査機はその反物質エンジンからオレンジ色のプラズマ
を噴き出しながら、冥王星を超え、そして人類未踏の宇宙へと航
海していくのだ。

もしこれが実現できたとすれば、世界が変わるのだな・・・。



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