※この話はフィクションです
弾丸列車: この列車は、駅から、カタパルト方式のリニアレールガンにて”対衝撃吸収弾丸列車”を目的の場所に打ち出すシステムだである。螺旋状の線路を通じて弾丸同様に、遠心力の力で速度を増すことにより、リニアモーターカーよりも速い速度での運行が可能である。路線は地底に設置してあり、騒音対策は問題ない。移動時間は新幹線の約3分の1だが、弾丸列車はその性質上、途中下車は出来ない。現在、日本で運行されている本数は78本。帰省客や観光客の足として大いに慕われている。お盆や暮れ、正月などの帰省ラッシュ時は稼動本数を増やして運行している。全ての弾丸列車シリーズに言える事だが、弾丸列車は速さのみを追求して製造されているため乗り心地や安全性は考慮されていない(笑)。
超高速直通弾丸列車: 弾丸列車の実用例の一つで、”超高速直通弾丸列車”と言うのもある。駅から、カタパルト方式のマスドライヴァーにて”対衝撃吸収弾丸列車”を打ち出すシステムだ。こちらも、螺旋状の線路を通じて弾丸同様に、遠心力の力で速度を増している。路線は地底に設置してあり、騒音対策は問題ない。大宮駅から仙台までの移動時間は新幹線の約3分の1だが、弾丸列車はその性質上、途中下車は出来ない。お盆や暮れ、正月などの帰省ラッシュ時は稼動本数を増やして運行している。全ての弾丸列車シリーズに言える事だが、弾丸列車は速さのみを追求して製造されているため乗り心地や安全性は考慮されていない(笑)。
超高速ハワイ直通弾丸列車: 弾丸列車の実用例の一つで、”超高速直通ハワイ弾丸列車”と言うのもある。開発計画当初は「憧れのハワイ航路」をなんとか実現しようと開発された弾丸列車だったらしい。この列車は、新成田駅からハワイを直通している列車である。「遠くの国内より、身近な海外」のキャッチフレーズで売り出した、この弾丸列車を利用する客はあとを絶たない。 原理は同じく、駅から、カタパルト方式のマスドライヴァーにて”耐水対衝撃吸収弾丸列車”を打ち出すシステムだ。こちらも、螺旋状の線路を通じて弾丸同様に、遠心力の力で速度を増している。路線は海中に設置してあり、廻りはパイプ状のフィールドで覆っている。新成田駅からハワイまでの移動時間は、飛行機の約半分だが、弾丸列車はその性質上、途中下車は出来ない。お盆や暮れ、正月などの帰省ラッシュ時は稼動本数を増やして運行している。ちなみに弾丸列車を採用しているのは日本だけである。理由は、全ての弾丸列車シリーズに言える事だが、弾丸列車は速さのみを追求して製造されているため乗り心地や安全性は考慮されていないからである(笑)
銀河鉄道計画:月直通高速弾丸列車 弾丸列車のバリエーションプランの一つで、月まで打ち出す速弾丸列車の開発を行っている。開発計画当初は「銀河鉄道の夜」をなんとか実現しようと開発された弾丸列車だったらしい。しかし、現在最新鋭マスドライヴァーでも月に打ち出すのは無理とされていている。そこで、補助動力として一番強固な”耐熱対衝撃吸収弾丸列車”にロケットエンジンを組み込んだ、”耐熱対衝撃吸収ロケット列車”を開発し、実験に踏み入ったが、ロケット噴射の圧力と螺旋状のレールから発生する遠心力に機体が絶えられず、列車は空中分解を起こし実験は失敗に終わった。ただし、月面から地球に対しての打ち出しは可能なため、当時の日本政府は周囲の反対を押し切って、月面からの打ち出し実験を行った事もある。結果は、軌道から外れた列車は人工隕石と化し、東京湾に激突。東京湾周辺は大きく抉り取られた。当時はジャパニーズエアーズロックと呼ばれて観光の名所にもなったが、現在では2年の歳月を経て破壊前の姿に戻った。「銀河鉄道」の夢の実現はまだまだ先になりそうだ。
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