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- タークス・FF11小説「お節介な女」 前書き - ウルフ [3/12(Sun) 9:36]
タークス・FF11小説「お節介な女」 その1 - ウルフ [3/12(Sun) 10:20]
タークス・FF11小説「お節介な女」 その2 - ウルフ [3/12(Sun) 11:10]
タークス・FF11小説「お節介な女」 その3(最終話) - ウルフ [3/12(Sun) 11:43]
タークス・FF11小説「お節介な女」 後書き&設定資料編 - ウルフ [3/12(Sun) 11:53]



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タークス・FF11小説「お節介な女」 前書き
ウルフ [Mail]
3/12(Sun) 9:36
久しぶりに小説の執筆をする、ウルフです。
今回は、FF11を題材にしてみようと思います。

私は、FF11の本もいくつか持っており、
FF11歴だけは長いのですが、実はそんなに
詳しい訳ではありません。
そんな私が書いた小説なので、ちょっと物足りない
かも知れませんが、楽しんでもらえたら良いなと
思います。
では、登場人物の紹介から。

Nighit wolf(ナイトウルフ)
種族 ヒューム
性別 女
使用ジョブ 白40 黒20

私のキャラクターです。
レベルやスキル「だけ」は、中級の冒険者です。

Alyssa(アリッサ)
種族 エルヴァーン
性別 女
使用ジョブ 戦士1〜

今回の私の相棒(?)です。
FF11に限らず、本人はれっきとしたタークスの
メンバーなのですが、面識が無い人も多いでしょう。

今回は、名前が出るのはこの2キャラに限られて
います。
その他ちょろっと出た人は、「ああ自分だな」と
ニヤッとしてもらえれば。

それでは、ウルフ版FF11小説の始まりです。
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タークス・FF11小説「お節介な女」 その1
ウルフ [Mail]
3/12(Sun) 10:20
ここは、ヴァナ・ディールと呼ばれる世界である。

この世界には、我々人類と良く似た外見を持つ、
「ヒューム」と呼ばれる、この世界の人口の大多数を
占める種族の他に、「エルヴァーン」と言う、すらり
とした長身を持ちながら筋肉質の種族と、「タルタル」
と言う、成人しても身長が1mにも満たない体格の
小人族、そのタルタルと友好関係にある、「ミスラ」
と言う猫人族、そして「ガルカ」と呼ばれる、大型の
獣の様な種族が、(表面上は)平和に暮らしている。

だが、最近は闇の勢力の活発化に加え、各種族同士の
確執など、あまり穏やかとは言えない様になって来て
いた。
そんな世界に、最近増えて来たのが、「冒険者」と
言う職業の者達である。

彼(女)らは、いわゆる「何でも屋」、あるいは
「便利屋」と呼ぶに近い仕事をこなすのが大半で
あり、各種族や勢力の範囲に捕らわれる事無く行動
している。
そのうちの、ほんの一握りの者は、国家やこの世界
に関わる、重要な役割を担っているが、大半の者は
その日暮らしの、気ままでのうのうとした日々を
送っている。

そんな冒険者の集団「タークス」において、
「Nightwolf」と呼ばれる、ヒュームの女が
居る。
冒険者レベルは、中級と呼ぶに値する実力を
備え、「バストゥーク」において、「ランク5」
を与えられている者である。

ヒュームの女性にしてはやや大柄で、その顔つき
も、可愛いや美人よりも、「精悍(せいかん)」
と言った方が良い。
だが、その外見と裏腹に、非常に面倒見が良く、
困った人は放っとけない、お人好しな性格で
ある。
一部の者からは、「アネゴ」と呼び慕われている。

が・・・、

1つ問題があるとすれば、その行動が、非常に
「過ぎる」事であった。

冒険者の仮住まい「モグハウス」。
ここには、「モーグリ」と呼ばれる奇妙な生き物
が、各部屋ごとにその借り主と共に共同生活を
営んでいる。
モーグリは、同居している冒険者の事を、

「御主人様」

と呼び、忙しい(?)彼らの代わりに雑用を
引き受けている。

さて、このモグハウスには、「モグポスト」と言う、
一方通行の転送装置の様なものがあり、競売に
出した物の売り上げや、自分も含めた外部からの
荷物を受け取る事が出来る。

冒険者は、このモグポストを見るのが日課の1つでも
あり、タークスの面々もモグポストをチェックして
いる訳なのだが・・・。

あるモグハウスで、誰かがモグポストをチェック
しようとしたところ・・・。

「うわああ!?」

その人物がポストを開いた所、大量の石ころ
(の様な物)が、転がり出て来た。
無論、いたずらでも何でも無く(差出人が明らか
になるモグポストでは、いたずらなど無駄なので
あるが)、それは、「石つぶて」と言う、れっき
とした飛び道具であり、鉱山などでの採掘で頻繁
に取れる物であった。

また、別の者がポストをチェックした所、

「なああ!?」

ごろごろごろ〜っ、と大量の銀鉱石が転がり出て
来た。
共に、差出人は「Night wolf」であった。

彼らは、以前に採掘に出かける彼女に、それらの
品物が出たら、捨てずに譲って欲しいと頼んでいた
のだが、律儀な彼女は、それからずっと頼まれた事
を、実行し続けているのであった。
ストップがかかるまで、頼まれた事はやり通す。
それが彼女、「Night wolf」である。

さて、そんな彼女の所へ対話が届いた。
その対話とは・・・?
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タークス・FF11小説「お節介な女」 その2
ウルフ [Mail]
3/12(Sun) 11:10
「こんにちわ、ウルフのアネゴ。」

対話の主は、Alyssa(アリッサ)と言う名の、
エルヴァーンの娘であった。
(ちなみに、この会話は個人LSによるものの
ため、周囲には聞こえない。)

「よう、やっと来たね。」

ウルフが居る場所は、サンドリアと言う、
エルヴァーンの本拠地の首都である。
エルヴァーンであるアリッサが、ここに住んで
いる為、ウルフが出向いたのだ。

アリッサと言う名の、このエルヴァーンの娘は、
日頃から冒険者になりたいと思っており、この度
一大決心をして、ウルフに冒険者入門を頼み、
その手解(ほど)きをお願いしたと言う次第である。

「ではまず、冒険者としての装備を、整えようか。」
「あい、よろしく。」
「じゃあ、その為に、まず初仕事だ。」

ウルフは、アリッサを連れてサンドリア港に向かう。
そして、倉庫街の「ブルゲール商会」と呼ばれる場所
へ着いた。

「こんちわ〜。」
「よう、いらっしゃい。」
「こいつ、新米なんだ。何か仕事をやってよ。」
「ほい来た。」
「じゃあ、こいつを頼む。」

簡単なやり取りの後、ブルゲール商会の親父は、
アリッサの前に、荷物を置いた。

「そいつをそのメモの住所に、よろしくな。」
「え・・・?」

アリッサは、ウルフをじ〜っと見る。

「ん?何?」
「何、これ?」
「何って、仕事だけど?」
「何で荷物運びが、冒険者の仕事?」
「ん〜、細かい事は気にしない。」
「あんまり細かく無い様な・・・。」

半分騙された様な気になりつつ、アリッサは荷物運び
の仕事をした。
そして、報酬として、「ラワンシールド」をもらった。
(レベル1から装備出来る盾。ちなみに店では売って
無い非売品。取り引きは可能。)

「仕事の内容はともかく、報酬は冒険者らしいだろ?」
「ま、まあね・・・。」
「それじゃ、次はこっちね。」

アリッサは、ウルフに連れられて、今度は南サンドリア
に向かった。
そして、今度はエルヴァーンの女性から、西ロンフォール
で警備の仕事をしている夫に、薬を届ける様に頼まれる
と、ウルフの護衛付きで、初めて街の外に出た。
そして、おっかなびっくりで目的の人物に薬を届けると、
報酬をもらった。
今度の報酬は、「ブロンズサブリガ」であった。

「何か、ブルマみたい・・・。」
「う〜ん、まあ似て無くも無いけど。」

ブルマとちょっと違うのは、所々に鋲(びょう)で
金属板を止めて、補強してある点だろう。

「さて、装備ももらえたし、ぼちぼち戦う準備をしよう
か。」
「でも、まだ2つだけなんだけど。」
「心配無い。後の装備は私があげるよ。」
「わ〜、本当?」
「ああ、私に任せておきなって。」

ウルフは、手持ちのアイテムをいくつか取り出すと、
クリスタルを使用して、合成に入った。
ボンっと音がして、まず「ブロンズソード」が出来、
さらにそれを加工すると、「ワックスソード」に
なった。

「まず、武器はこれでよし。後はモグハウスで。」
「え、モグハウスって何?」
「あ、まだ借りてないのか。」

ウルフはアリッサを連れてモグハウスに向かうと、
手続きの方法を教えた。そして、自分のモグ金庫
から装備を取ってくると、アリッサに譲った。

「わ〜い、ありがと。」
「じゃあ、中で装備しといで。」
「ここじゃ駄目?」
「あんたは、こんな天下の往来で、若い娘が着替える
気か〜!?w」
(実際のゲームでは、みんなやってますが。)

アリッサは、ウルフに言われて、借りたばかりの
モグハウスで、ウルフにもらった装備に着替えた。
そして、モグハウスから出て来たのだが・・・。

「ねえ、ウルフ。」
「何?」
「これでも何か、十分恥ずかしいんだけど。」
「強いんだから、我慢しなさいw」

頭 ブロンズキャップ
片手剣 ワックスソード
盾 ラワンシールド
胴体 ブロンズハーネス(←これの事らしい)
脚 ブロンズサブリガ(←これもそうらしい)
足 エルヴFレデルセン

「なんか、やだなあ・・・。」
「外見を気にして、冒険者はつとまらないよ。」
「じゃあ、ウルフも同じ装備してよ。」
「却下(即答)。てか、私は白だから装備出来ん。」
「え、そうなの?」
「うん。では、いよいよ外へ狩りに出かけるかな。」
「はい、じゃあウルフよろしく〜。」
「オケ。そいじゃ、出発〜。」

周囲を気にしながら、アリッサは冒険者デビューを
(何とか)果たしたのだった。
向かうは西ロンフォールの森。
はてさて、一体どうなる事やら。
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タークス・FF11小説「お節介な女」 その3(最終話)
ウルフ [Mail]
3/12(Sun) 11:43
アリッサは、ウルフに連れられて西ロンフォールの森
に、本格的に足を踏み入れた。

「う〜ん、これでいよいよ、私も冒険者かあ。」

感慨にひたるアリッサであった。

「じゃあ、まずはそこのウサギやミミズから、やって
みよ〜。」
「オケ。」

ウルフは、アリッサに「プロテス」と「シェル」を
かけた。

「さあ、頑張れ。」

ウルフの援護をもらって、アリッサはザコとの戦いを
開始した。
一応ウルフも、白とは言えレベル40なので、ここら
のザコは問題にならない程強い。おまけにサポート
で黒20もついている。
そんなウルフの後ろ盾もあり、アリッサは順当に狩り
を続けていった。

レベル4くらいになった頃、ウサギやミミズに飽きて
来た彼女は、少し強い敵に手を出したくなっていた。
そこで選んだのは、羊である。が、
たまたまその時、サポートで減ったMPを回復する為
に、ウルフは離れた場所でヒーリングに入っていた。
ウルフがあわてて駆けつけた時には、

「ごち〜ん☆」

と言う音がして、羊の頭突きを受け、アリッサが
戦闘不能になる。

「あらら、羊はちょっと早かったね。」

そう言いながら、ウルフは「レイズ」を唱えると、
アリッサをあっさり復活させる。

「ありがと〜。」
「今度からは、気をつけ無いと駄目だよ。」
「ごめ〜ん。」

そんなこんなで、アリッサはレベル7程度まで成長
した。

「そろそろ次の段階の装備かな。一度戻るよ。」
「了解〜。」

ウルフはアリッサを連れて、一旦サンドリアに引き
上げると、南サンドリアの武器屋へ向かった。

「じゃあ、新しい装備を買ってあげるよ。」
「わ〜い。」

ウルフは、アリッサに新しい装備を見繕(つくろ)っ
てあげた。

頭 レザーバンダナ
片手 ワックスソード(変化無し)
盾 ラワンシールド(変化無し)
胴体 レザーベスト
腰 レザーベルト
脚 レザートラウザ
足 レザーハイブーツ

「これで、当分は装備に困る事は無いでしょ。」
「サンキュー。」
「でも、今まで使ってた装備は、また必要になるから
処分したら駄目だよ。ちゃんととっといてね。」
「了解。」

アリッサにとっては、あの恥ずかしい装備から解放
される事の方が、うれしかったに違いない(はず)。
とりあえず、その日はそこまでで、また次の日と
言う事になったのだが・・・。
次の日にウルフがアリッサと会ったら、

「どうしたの?その格好は。」
「うん、ちょっとね・・・。」

その日の彼女は、ボロボロであった。
ウルフが理由を訪ねると・・・、

彼女には、やはり冒険者になりたがってる弟が
居て、彼女の装備をこっそり持ち出したのだそ
うだ。
それで喧嘩になったと言う事らしい。

「まったく、油断もスキもあったもんじゃない。」

彼女にとって一番の敵は、モンスターよりも自分の家族
だったと言う事か。
さすがのウルフも、これにはお手上げであった。
未だに怒り冷めやらぬ彼女をなだめながら、ウルフは
今日もアリッサの世話を焼くのであった・・・。

         お節介な女 完結
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タークス・FF11小説「お節介な女」 後書き&設定資料編
ウルフ [Mail]
3/12(Sun) 11:53
久しぶりの私の小説、いかがだったでしょうか。
この題材となった話は、ほぼ実話です。
これは、私が初めて間もないこの人を、お世話した
頃の話を、実話に基づいて構成しました。
今では、私よりすっかりFF11では上になって
しまっていますがw
こんな頃があったのですよ。

ちなみに、レザーベルトのみ、防具屋では無く、
雑貨屋で売っています。
物価がえらい高いFF11の世界では、うかつに
お金をあげられないので、こうして装備をあげま
した。
まあ、実際サンドリアでは装備が報酬のクエスト
が多いし、序盤の装備の充実を計るなら、ここで
始めるのもいいかと。エルヴァーン限定で、
アイテムももらえますし(サンドリアリング)。

なお、資料として「電撃の旅団編 vol.2」より、
各種族の身長を。
単位は、(約)cmです。

ヒューム   エルヴァーン  タルタル
男性
S 160  S 185   S 73  
M 170  M 197   M 76
L 180  L 206   L 82
女性            
S 149  S 176   S 70 
M 158  M 185   M 76
L 164  L 197   L 79

ミスラ(女性のみ)ガルカ(男性のみ)
S 139    S 197
M 142    M 203
L 155    L 218

本物のFF11の中で、ジュノ上層で起きる、
「ダボイ村の紋章」と、「姉ちゃんを助けて」
の連続クエで、ヒューム男とエルヴァーン女の
恋人同士(結婚の約束すらしてるらしい)が出て
来ますが、クエをクリアーした時、ヒューム男が
「僕の可愛い○○(キャラ名忘れた)」と言って
ますが、身長差どんだけあるんだろう・・・?
男の方が小さいのは、あんまりサマになってない
セリフだw

そんな訳で、小説お楽しみ頂けましたでしょうか。

(余談ですが、採掘の副産物の贈り物も実話ですw)
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