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- 極寒の隠し味(前書き) - Lolita.Angel [10/5(Sun) 6:47]
極寒の隠し味(本編) - Lolita.Angel [10/5(Sun) 6:47]
極寒の隠し味(解答編) - Lolita.Angel [10/5(Sun) 6:48]



極寒の隠し味(解答編)
Lolita.Angel [Mail]
10/5(Sun) 6:48
そのロビーに、二人は居た。
ひどく、対照的な話し方をする二人組だった。

「そろそろ潜ろうかと思うんれすけど……」
「そうだな、時間もない『シフタ』りで行くか」
一人は小柄なハニュエール、もう一人は大柄なフォーマーだった。
「あ、でも私弱いれすよぉ」
「そのLVなら大丈夫だろ?」
「私本当に弱いんれすぅ。デルセイ『バータ』おせないんれすぅ」
「ア『フォイエ』、お前本当にLV40ハンターかよ。……まぁいい。ハードで部屋作るぞ。行きたい場所とかあるか?」
「えとえと……お猿さんにたくさん会える場所がいいれすぅ」
「猿……高山地帯か、わかった」

「やっぱ『リバーサー』クは強いれすねぇ」
少女がバーサーク キャリバーを振り回す。
この調子なら大丈夫だろうと安心した男は、離れた場所で別の敵グループと戦うことにした。
男が目を離した瞬間、「ふぎゃ!」だの「みぃ〜」だのという声が聞こえてきた。
「囲まれちゃって動けない『レス〜、タ』すけてくらさぁい……」
「ったく……調子に乗るからだ。ギゾンデ!」
閃光があたりを支配し、凶悪な猿たちはある者は倒れ、ある者は感電していた。
「助かりましたぁ。それにしてもすごい威力れすねぇ」
「ギゾンデマージつけてるからな」
「どうやってギゾンデマー『ジエルン』れすかぁ?」
男はコケた。そして立ち上がりながら言った。
「どうやって、って普通にギゾンデアンプをイエローバリアに差し込むだけじゃないか」
「どっちも持ってないれすぅ」
「しゃーない、今度手に入れたら譲ってやるから」
「ありがとうございますぅ」
少女はわざわざ立ち止まってお辞儀をしていた。
そんな少女に対し、男はこう言った。
「……格安でな」
「えー、タダじゃないんれすかぁ?」
少女は残念そうに言った。
「最近そこら辺のヒキが悪いんでタダだと大『ゾンデ』な」
「うぅ……わかりましたぁ」

次のエリアはギーがたくさん出てくるエリアだった。
「ふぎゃ!ら『メ〜。ギード』うにかしてくらさ〜い。針が、針がぁぁぁぁ」
「例によってギゾンデ!」
「助かりましたぁ」
しばらくして男が再び口を開く。
「ギゾンデマージ持ってるとな、ついギゾンデの『デバンド』うにか増やしてやりたくなるんだが……」
「?」
「今度バトルモードで喰らってみる気はないか?」
「はわわ、遠慮しときますぅ」

そんな会話をしながら二人は倒れることもなく進んでいった。

「次のエリアで最後のはずだ。準備はいいな?」
「はいれすぅ」
二人がトランスポーターに入る。
「来るぞ!気をつけろ!」
「はっ、はいれすぅ!」
二人の目の前に大型の猿が現れる。
少女が斬りかかるために近づくが、剣が届く寸前で大猿は宙に飛んでいた。
「はぇ?」
ドスン!
「ふぎゃぁ!」
大猿は少女めがけて着地したのだった。
少女はじたばたともがきながら助けを乞う。
「このボス『ザル、ア』たまの上に降ってくるからイヤれすぅ〜」
男が少女を回復させながら言う。
「ラバータだ、とにかく凍らせておけ!」
「はっ、はいれすぅ!」
二人でラバータを唱え、凍ったところに少女がバーサークで斬りかかる。
そんなことを繰り返している内にほどなくして大猿は倒れた。
「やったぁ♪ キャハ★」
『グラ……
「ンッ』?」
バタッ
少女が振り返ると男は地面に倒れていた。
「はわわっ、大丈夫れすかっ?どーしたんれすかぁ?」
「いや、TPなくなっただけだ……」
「これ、使ってくらさ〜い」
少女がディフルイドを渡す。
「おう、すまんな」

そして二人は、パイオニア2に戻ってきた。
「お疲れさまれしたぁ。あっ!」
「どうした?」
「……あ『アン、ティ』ータイムなくなっちゃいましたぁ」
「どあほぅ」




ネタです。以上。

あ?このSSを書いた理由ですか?
『リユウカァ』……ホントにネタでしかないんですが、今回の文のあちこちに違和感を感じたらそれは正解です。
グランツ、メギド、リューカーが非常に無理矢理ですが、これくらいしか思いつきませんでした。



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