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- 未来の英雄 - じゅん [6/23(Mon) 1:48]
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Re[13]:未来の英雄 力を求めて 終焉 序章 1+ - じゅん [10/10(Fri) 12:46]
Re[13]:未来の英雄 力を求めて 終焉 序章 1+ - じゅん [10/10(Fri) 13:04]
Re[14]:未来の英雄 力を求めて 終焉 序章 2 - じゅん [12/8(Mon) 6:56]
Re[15]:未来の英雄 力を求めて 終焉 序章 3 - じゅん [12/8(Mon) 7:29]
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Re[17]:未来の英雄 力を求めて 終焉 それぞれの攻防 1 - じゅん [12/23(Tue) 1:15]
Re[18]:未来の英雄 力を求めて 終焉 それぞれの攻防 1ーβ - じゅん [1/27(Tue) 12:44]
Re[19]:未来の英雄 力を求めて 終焉 奪取 - じゅん [2/25(Wed) 7:33]
Re[20]:未来の英雄 力を求めて 終焉 再会 - じゅん [5/25(Tue) 5:52]
Re[21]:未来の英雄 力を求めて 終焉 それぞれの攻防 2 - じゅん [7/8(Thr) 10:48]
Re[22]:未来の英雄 力を求めて 終焉 光に染まる闇 - じゅん [9/23(Fri) 8:43]



Re[20]:未来の英雄 力を求めて 終焉 再会
じゅん [Mail]
5/25(Tue) 5:52
ジュンはセルフィーユの敷地から立ち去ろうとしているヒューキャストを見つけると背筋に悪寒が走った
(奴は・・・!)
思わず険しい表情になるジュンを知ってか知らずか
リューネが話しかける
「ねぇねぇ、あれってお屋敷のっとり実行犯だよね?」
間延びした声で話しかけられていても、ジュンの表情は変わらない
それどころか、腰に挿した刀に手をかけ、今にも切りかかりそうな状態だ
そんな、ジュンを視界に捕らえると、ヒューキャストは抜き身のままだったデュランダルを鞘にしまう
そして、険しい顔つきのジュンを一瞥すると、そのまま立ち去ろうとする

そんな仕草に一瞬、あっけに取られてしまったジュンだが、すぐさま間合いを詰め刀をヒューキャストに突きつけて静かだが、厳しい声色でたずねる

「どこへ行く?我が主の屋敷での無礼の数々覚えていよう、落とし前を付けるまでは、お前を帰すわけにはいかない。」
殺気すら感じさせる視線を、真正面から受け止めるとヒューキャストも静かに答える
「落とし前なら、2人のフォースにきっちり付けさせられた。チームは私以外は戦闘不能状態に陥り、緊急転送装置で本部に帰還済だ。
私も満足に戦闘行為が出来ない。今でも歩くのが精いっぱいなんでな」

2人のやり取りで辺りには、張り詰めた空気が漂っていた
リューネも固唾を呑んで2人を見守っている
そんな静寂を破る一つの声が3人の耳に飛び込んだ

「ジュンさん・・・・?」

2人が声のした方向に意識を向けた瞬間、ヒューキャストは緊急転送装置を起動させていた
「貴様とはまた会いたいものだ・・・今回はひとまず失礼する!」
去り際のセリフに、ジュンが意識をヒューキャストに戻した時には
光に包まれ転送され始めていた

「・・・・いっちゃったね・・・」
極度の緊張から解き放たれたリューネは思わずそう呟いていた
だが、それはジュンの本音でもあった
それに彼は静寂を破った声の主の方が気にかかっていた

屋敷の入り口にたたずむルーの姿を確認すると、今すぐに抱きしめたいという思いでいっぱいになった
刀を放り投げて駆け寄りたかった

しかし、それと同時に不甲斐無い自分が悔しくて、そうすることがためらわれた

いつもと様子の違うジュンにリューネが首をかしげていると
屋敷の奥から、かすみが現れる、そして辺りに漂うなんとなく
気まずい雰囲気にこそこそとリューネに近づき話しかける
「2人ともどうっしちゃったの・・・?」
「さぁ・・・あたしにもわかんなぁい」
「・・・いつもなら『お熱いね〜』とかからかえるのに・・・」
「ねぇ・・・」

二度目の静寂を破ったのはまたしてもルーだった
なにか言いかけては辞め、何も言えずにいる不器用な男に向って
精一杯の笑顔で語りかけたのだ
「おかえりなさい、ジュンさん」

その一言で、ジュンの中に渦巻いていたさまざまな思いが吹き飛んだようだ
ゆっくりと刀を鞘に戻すと歩み寄り笑顔で応える

「ただいま」



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