Turks Novels BBS
〜小説投稿掲示板〜


[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - おりん [9/18(Wed) 0:33]
う〜みゅw - SIKI [9/18(Wed) 7:44]
ぅぐおっw - 鋼丸 [9/19(Thr) 0:54]
Re:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - GAS [9/19(Thr) 17:34]
Re:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - ふじお [9/20(Fri) 19:56]
Re:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - ラウド [9/22(Sun) 2:46]
Re:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - ルシオ(アベル) [9/26(Thr) 14:11]
Re:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - さがら@戦乙女 [10/20(Sun) 23:16]
Re[2]:お姫たまと三人の家来 〜事件編〜 - 桃姫 [11/30(Sat) 5:47]



お姫たまと三人の家来 〜事件編〜
おりん [HomePage] [Mail]
9/18(Wed) 0:33
注意:このおはなしは、決して何かを食べたり飲んだりしながら読まないようにしましょう。どうなっても責任持てません。(笑)

原案IRR 監修おりん による『良い子のむかし話』


とある国にサムスという女王様がいました。
そのサムス女王様には3人の優秀な家来がいます。
3人の家来の名前は、ラウド・ふじお・アベルといいました。
3人はサムス女王様には忠実で信頼もありました。

そんなサムス女王様には、目に入れても痛くないほど可愛い娘であるさがら姫がいました。

ある日サムス女王様は3人の家来にこう言いました。
「あなたたち、さがら姫には絶対手を出しちゃだめよ。もし手を出したら死刑にするわよ」
3人は「わかっておりますとも、サムス女王様」
と答えました。

ところがある日3人のうちの誰かが、さがら姫に手を出してしまったのです。
さがら姫「にゃ〜ん、襲われちまったぜ〜〜〜TT」
サムス女王様は当然激しく怒っています。

「お前達のうち、誰がさがら姫に手を出したの!?」
すると3人は口々に
ラウド「そんな大それたこと、私ではありません!」
ふじお「めっそうもない、自分は違います!」
アベル「ええ〜、僕がやったんじゃないですよぅ!」
と否定します。

しかしついに業をにやしたサムス女王様は
「ええーい、だったら全員死刑よ! 縛り首よ銃殺刑よ!」
その言葉を聞いた3人はサムス女王様に必死に許しを乞います。
3人のうち誰が手を出したにせよ、
巻き添えで自分も死刑にされるのはイヤだったからです。

幾分か落ち着きを取り戻したサムス女王様は
「わかったわ。それじゃわたしが今から言う事を、クスッとも笑わずに出来れば許してあげてもいいわ」
と言いました。3人に生きるチャンスが出来ました。

「じゃあ今から『赤いレア武器』を持ってくるのよ。赤いものならなんでもいいわ」
それを聞いた3人は、急いでラグオルに向かって行きました。

・・・しばらくして
1番最初に帰ってきたのはラウドでした。
ラウド「サムス女王様!持ってきました!赤いレア武器です!」
ラウドは『ニョイボウ』を持って帰ってきました。

「いいわ、じゃあそれを今からクスッとも笑わずにお尻に入れるのよ」
ラウドは『なんでそんな変質者みたいな事をしなくちゃいけないのだろう』
と思いましたが、逆らえば死刑にされますので
仕方なくお尻にニョイボウを入れました。
「いいでしょう、ひとまずあなたは許しましょう。残りの二人が帰って来るまで、そこで待っているのよ」

その時ちょうどふじおが帰って来ました。
ふじお「サムス女王様!赤いレア武器です!」
ふじおが持って来たのは『赤のハンドガン』でした。

サムス女王様「ええいいわ。じゃあそれをクスッとも笑わずにお尻に入れてちょうだいな。ラウド、あなたも笑っちゃだめよ。笑うと二人とも死刑にするからね」

ふじおは『そんなの無理!』と思いましたが、死刑にされたくはありません。
ふじおは一生懸命、赤のハンドガンをお尻にいれます。

ところが、銃身が半分くらいまで入った時
なんとラウドが吹き出してしまったのです!

サムス女王「笑うなって言ったでしょ!二人とも死刑よ!」
・・・こうして二人は、それぞれが持ってきたレア武器で処刑されてしまいました。

彼らの魂が天に昇っていく間、ふたりは喧嘩をしていました。
ふじお「ラウド!お前なんで笑うんだよ! オレ死にもの狂いで頑張ってハンドガン入れてたんだぞ!」
ラウド「違うんだ。確かにふじおが頑張ってるのは分かってたし、俺も笑うまいと必死にこらえてた。でもな、お前が一生懸命頑張ってハンドガン入れてる後ろから、アベルが嬉しそうにバカでかい『赤のソード』持って走ってきたのが見えたんだ。。。」
ふじお「そうだったのか。。。ちくしょう、アベルのやつ!」

その後、ひとり残されたアベルがどうなったかは。。。
皆さんのご想像にお任せします。


おしまい


#ラウドさん、ふじおさん、アベルさん。ひどい役回りでごめんね(笑)



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
※SPAM対策のため、メールアドレスは入力しないようお願いします。
題名
メッセージ
パスワード
このツリーを一番上に持っていく

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room